アールグレイティーの効果・効能|消化器官に働きかけて健康保持

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アールグレイティーはどのような紅茶なのか

アールグレイティーは、健康に良いということで人気を博しています。

アールグレイティーはそもそも、ミカン科における常緑低木であるベルガモットを使って風味を付けた紅茶です。

独特のほのかな香りがあって、冷やしたあとでも香りを損なうことが無いため、アイスティーでも頻繁に利用されています。

 

茶葉には中国で収穫されるキーマン茶が主に使われていますが、セイロン茶やインド茶が使用されるケースもあります。

アールグレイティーの名前の由来としては、アールという言葉は伯爵という意味を持ち、グレイは19世紀に外交使節として中国に来ていたグレイ伯爵の名前が由来となっているのが有力な説です。

アールグレイティーの歴史は、中国にイギリスから来た外交使節団の中の一人が、危機に陥った中国人外交官を救ったことで、中国産のお茶をお礼として贈られ、それをグレイ伯爵がイギリスに持って帰ってアールグレイティーをヨーロッパに広めたと言われているのが事実です。

 

アールグレイティーにはたくさんの栄養素が含まれています。代表的なものとしては止血や骨を頑丈にしてくれるビタミンKや、酵素を構成する成分の中の一つで骨を形成したり、生殖に関係の有るマンガンなどがあります。

他にも、アールグレイティーの香りを付けるときに使用する成分で、鎮静効果や抗炎症作用がある酢酸リナリルも含まれています。

この成分が含まれていることで、緊張した神経を解きほぐして、気分を開放的にしてくれるというわけです。

 

香りが良いので、匂いを嗅いだのであれば心身ともにリフレッシュすることが出来るでしょう。

他にも、ベルガモットの中に含まれている成分のリモネンも含まれています。消化の促進及び血液の循環をスムーズにする動きがあって、抗菌作用があるため皮膚疾患にも効果的です。

 

 

 

アールグレイティーの効能とは

アールグレイティーには、期待することが出来る効能がたくさんあります。

もっとも効果的なものとしては、リラックス効果と言えます。

 

ベルガモットのフレッシュな香りと一緒に、リナロールや酢酸リナリル、テアニンなどといった成分が身体の中で働いてくれるので、気分を落ち着けてリフレッシュしたいときなどに飲めば、充分にリラックス効果を得ることが出来るでしょう。

 

健康面では、冷え性を和らげる効果を期待することが出来そうです。

芳香成分のリモネンは、血流を増やして身体を温かくしてくれる効果があるため、冷え性を緩和するのに非常に役立つと言っても過言ではありません。

 

また、消化器官にも働きかける成分のリモネンは、腸の動きを活性化することをサポートしてくれるので、胃もたれや下痢などといった症状を解消したいときにも役に立ちます。

他にも、ベルガモットの精油においては、大腸菌などといった細菌類に対して抗菌作用を発揮するので、精油でベルガモットが加えられているときには、この効能を期待することが可能です。

 

そして喉の調子をきちんと整える効果も有ります。

ベルガモットは、口内炎を治療する薬やうがい液などとしても昔から使用されていました。

抗菌作用のみならず、独特の爽やかな香りを持っていることから、喉にも非常に良い影響を与えてくれます。

 

それだけでなくて、心臓病をあらかじめしっかりと予防するという効果も期待出来ると言っても過言ではありません。

ベルガモットの中に含まれているヒドロキシメチルグルタリルフラバノンという名前の酵素は、心臓病に有効に効果を発揮するということが証明されています。

アールグレイティーを飲むときには、ストレートティーとして飲んでも良いですし、ミルクティーとして飲んでも美味しく飲むことが出来ます。