アレルゲンを排出「ルイボスティー」の蕁麻疹への効果・効能

痛みの原因・プロスタグランジンを抑える鍵になる「ルイボスティー」の生理痛への効果・効能
2018年11月1日
豊富なミネラルが効く「ルイボスティー」の偏頭痛への効果・効能
2018年11月3日
痛みの原因・プロスタグランジンを抑える鍵になる「ルイボスティー」の生理痛への効果・効能
2018年11月1日
豊富なミネラルが効く「ルイボスティー」の偏頭痛への効果・効能
2018年11月3日

ルイボスティーの特徴とアレルギーへの人気とは

 

ルイボスティーとは、アフリカの高山地帯のみで栽培されているルイボスという植物の葉から抽出されたお茶のことです。

見た目は紅茶に似た茶褐色の透明なお茶で、独特でやや甘い香りが特徴的です。

そして様々な効能に富んでおり、古くからその地域では薬草として利用されてきました。

 

ルイボスティーの効能はいくつかありますが、特に最近、注目されているのは抗酸化作用です。

りんごが空気中の酸素に触れて黒ずむように、私たちの体にとって大切な酸素は同時に老化の原因物質ともなります。

これが活性酸素なのですが、ルイボスティーはこの活性酸素を減らす力を持った、SODことSuper Oxide Dismutase(スーパーオキサイドディスムターゼ)と呼ばれる成分を数種類含有していることが知られています。

よってルイボスティーは若返り効果のある飲み物としても有名なのです。

 

若返りだけでなく、抗アレルギー作用も期待されています。

アレルギーは免疫が異常反応を起こして、アレルゲンのみならず体までもを攻撃しているのですが、そこでおきる炎症などの現象にも活性酸素が絡んでいます。

活性酸素を減らす効能が、アトピーや花粉症等のアレルギーを抑制する事に繋がっているのです。

もちろん好みや体に合う合わないはありますが、アレルギーに苦しむ人にとっては手軽な健康療法のひとつとなっています。

細い血管の血流を改善するなどの血流改善効果があり、したがって体を温めてくれるので、冷えに悩む女性には嬉しいお茶です。

 

子宮をはじめとした内臓の血流も改善し、それだけでなくカルシウムなどのミネラルも豊富に含むので、妊活にも向いているといわれています。

カフェインを含有しないので、妊娠中も安全に飲むことができる珍しいお茶です。

ただ美味しいだけでなく、様々な効能を有したルイボスティーは、ぜひ日常に取り入れたい飲み物なのです。

 

ルイボスティーによる蕁麻疹の抑制効果

 

ルイボスティーに含まれる抗酸化作用は、抗炎症作用にも繋がっており、それによりアレルギー症状の緩和が期待できます。

蕁麻疹はIgE抗体と呼ばれる体の中で一番多い抗体が異常に活発化して、血管の壁から水が漏れやすくしてしまった状態です。

蕁麻疹が起きている皮膚は、血管の透過性が高まっていて、言わばむくんでいる状態なのです。

 

アレルギーは原因となるアレルゲンを摂取しないことで避けられる症状ですが、アレルゲンがありふれたもので除去が難しかったり、何が要因なのか分からない場合は回避が困難です。

アレルギーの中で、原因が明らかになるのは一部で、何によって引き起こされているのか不明のままであることも多いのです。

 

ルイボスティーに抗アレルギー作用を期待するのは、抗ヒスタミン剤を内服するよりも手軽で体に負担がかかりにくい方法です。

眠気もありませんし、日頃から取り入れやすい方法となります。

また蕁麻疹は体が疲れている時にも起きやすい症状です。

 

ルイボスティーの香りにはリラックス効果があり、ストレスからの体調不良には効果的な可能性があります。

また血流改善と体を温める効果もあるので、万病の元である冷えを改善することで、体を健康的に導きます。

 

カフェインを含有しないのも優れた点でしょう。

カフェインは催奇形性があると知られているので、赤ちゃんには不向きな成分です。

薬を飲むむこと自体、妊婦さんは気にします。

 

このお茶ならば妊娠を考えている、または妊娠中でも安心して使用することが出来ます。

蕁麻疹を例にとりましたが、他のアレルギー疾患の症状軽快も期待できます。

アトピーや花粉症対策としてルイボスティーの使用は有名で、人気の高い方法です。

 

もちろん、ルイボスティーそのものにアレルギーを示す可能性は忘れてはいけません。

お茶といえども食品のひとつですので、食物アレルギーを多数持っている人は注意して、少量から始めるのがいいでしょう。

もしも問題が無くて味や香りが気に入ったのでしたら、その嬉しい効果も認識した上で、上手に生活に取り入れたいものです。