イギリス式の紅茶の淹れ方「ゴールデンルール」を覚えておいしい紅茶を飲もう

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皆さん、こんにちは(^∇^)
前回はハト麦茶の効果や味の感想、アレルギー体質の人におすすめするルイボスティーをご紹介しました。

 

 

夏は暑さで汗をかいたり体の水分が蒸発したりして喉が渇きますが、季節がらさっぱりした飲み物を選びたくなりますよね。

 

さっぱりした飲み物といえば、個人的にはアイスティー…中でもダージリンティーが思い浮かびます。
ティーバッグに入った茶葉を水出しにすれば手軽においしいダージリンティーが飲めますが、「マナー」を守ると、より美味しく紅茶を頂くことができるでしょう。

そこで今回は、イギリス式の紅茶の淹れ方“ゴールデンルール”についてご説明します。

 

 

 

●イギリス式“ゴールデンルール”で重要な5つのルールとは?

 

19世紀のヴィクトリア時代からイギリスに伝統的に伝わる紅茶の淹れ方が“ゴールデンルール”です。

上品に紅茶を淹れるため…というよりは、茶葉が持つ本来の香りや色、味を十分に引き出すために生み出された方法です。
1935年に出版された、アメリカのW・Hユーカース著「オールアバウトティー」にも記述があります。

 

ゴールデンルールには、紅茶の淹れ方に関する5つのルールがあります。

 

その1.質の良い茶葉を使う

ゴールデンルールでおいしい紅茶を淹れるための大前提として、品質がよく鮮度の高い茶葉を選ぶようにしましょう。

 

その2.ティーポットとカップを温める

紅茶の成分をしっかり抽出するためには、熱いお湯が必要です。
お湯の温度を保つために、ティーポットやカップを事前に温めておきます。

 

その3.茶葉の分量をきちんと量る

茶葉の分量は種類によって異なるため、製品の説明書きなどをよく読みましょう。
適当に入れてしまうと、お茶が薄すぎたり濃すぎたりすることがあります。
ティースプーンに1杯(2.5~3g)を使用するのが一般的です。

 

その4.新鮮な沸騰したお湯を使う

おいしい紅茶を淹れるポイントは、「空気をたくさん含んだ水」を使うことです。
日本においては、ミネラルウォーターではなく、水道水を使うのが良いとされています。

 

その5.茶葉を蒸らす時間をとる

好みによって適切な時間は異なりますが、細かい茶葉は2分30秒~3分、大きい茶葉は3~4分を目安に蒸らしましょう。

 

 

 

 

●ゴールデンルールで実際に紅茶を淹れてみよう!

 

5つのルールに従い、実際に紅茶を淹れてみましょう♪

 

1.まずは必要なものを用意します。

・ティーポット
・ティースプーン
・茶葉
・カップ
・ティーストレーナー(茶こし)
・タイマー

ティーポットは陶磁器やガラス製のものが望ましいです。
鉄分を含むものを使うと、紅茶のタンニンと結びついてお茶の色が黒くなることがあるからです。

 

2. 水道水を電気ケトルややかんなどで沸かします。

5円玉ほどの泡がぼこぼこ出るくらい沸騰させるのがポイントです。

 

3.ティーポットとカップに熱湯を注ぎ、十分に温めてからお湯を捨てます。

 

4.茶葉をティーポットに入れ、お湯を勢いよく注いで「ジャンピング」させます。

ジャンピングとは、茶葉がポットの中で浮き沈みする現象のことで、紅茶の香りや味が効率よく引き出すのに効果的です。
お湯の温度が低すぎる場合、茶葉が浮いた状態になります。

反対に、お湯の温度が高すぎる場合、茶葉が沈んだ状態になります。

 

5.ポットのフタをして茶葉が抽出されるのを待ちます。

 

6.ティースプーンでポットの中を軽く混ぜ、ティーストレーナーを使いカップに紅茶を淹れます。

何人かでカップに分けて飲む場合、味を均等にするため、少しずつ回し注いでいきます。
すべてのカップの茶色が同じ濃さになればOKです。
最後の一滴(ベストドロップ)までしっかり注ぎましょう。

 

 

※アールグレイクリーム

 

 

アイスティーにする場合も、上記のゴールデンルールに従って淹れてから冷やす、という手順を踏むとよりおいしくいただくことができます。

紅茶は、一般的にホットで淹れるよりもアイスにした方が渋みや苦みが少なくなります。
ですから、もともと渋み成分や苦み成分が少ない紅茶よりも、それらの成分が多い紅茶を選ぶのがおすすめです(^∇^)

 

アイスティーに向いているのは、アールグレイティーやセイロンティーです。

アールグレイは柑橘系のベルガモットの香りが爽やかで、冷やしてもおいしいです♪

TeaTotalの「アールグレイクリーム」は、アールグレイにバニラやキャラメルをブレンドしたまろやかなお味の紅茶です。
フローラルで上品な香り、自然な甘みが特徴的で、ストレートでも飲みやすいですよ!

セイロンティーは標高の高いものほど渋みが強いため、好みに合わせて選ぶのがよいでしょう。

 

「渋みはほとんどいらないから、スッキリした後味のお茶が飲みたい」という人は、ダージリンティーをアイスにして飲んでみてください。
クセが少なくて飲みやすいですよ♪

【hpuri】

<参考商品>