アールグレイティーで快腸!成分の1つ・リモネンの効果
2018年8月18日飲み続けるだけでOK!ハーブティーのダイエット効果
2018年8月25日アールグレイはどのようなお茶なのでしょうか
紅茶といえばアールグレイ、とすぐに出てくるほどアールグレイは有名です。
でも実際にどのようなお茶なのかわからないことがありますね。
実はアールグレイは紅茶ではなく、茶葉の種類でもありません。
中国のキーマン茶と呼ばれるお茶にベルガモットの香りをつけたフレーバーティーの仲間なのです。
近年ではキーマン茶の他に紅茶の茶葉で有名なセイロン茶も使用されることが増えてきています。
基本、アールグレイの規定ではベルガモットの香りが付いていればどの茶葉でもよいことになっています。
このアールグレイティーは大変香りが良いので、香りをかぐだけでリラックスし、特別な時間を過ごすことができます。
通常は温かいお湯の中でお茶を入れると香りが漂ってきますが、アールグレイティーの場合は冷たくても香りが逃げず長い時間良い香りを漂わせることができます。そのため季節を問わず受け入れられているのです。
さらにいろいろなアレンジができるのも魅力の一つです。
ストレートでアールグレイティーを飲むのはもちろんのこと、ミルクを入れてミルクアールグレイティーにしても良いですし、柑橘系の果物を浮かべても香りがさらに良くなります。
アールグレイの茶葉を利用してケーキやクッキーを作ったり、ゼリーにしたりしても大変おいしいです。
様々なものに利用できるので大変重宝するお茶といっても良いでしょう。
この他にもアールグレイティーには素晴らしい力があるのです。
茶葉とベルガモットの精油がそれぞれ効果を引き出しているので、様々な効果や効能の他、7種類もの栄養素が含まれています。
紅茶自体に抗菌作用がありますが、ベルガモットにも抗菌作用があり古くは口内炎の薬やうがい薬に使用されていました。
そのため継続して飲むことで風邪予防の効果が期待できるのです。
さらに美肌効果やダイエット効果、冷え性改善など女性にとってはうれしい効能が盛りだくさん。
アールグレイティーはリラックスする効果もあるので、疲れたときに飲むのも良いですね。
なお栄養素を十分に摂りいれるには、バナナやミルク、はちみつ、柑橘系の果物と一緒に摂取すると良いでしょう。
特に便秘がちな時はバナナと一緒にアールグレイティーを飲むと、バナナの力とアールグレイの力が合わさりスムーズに排便を促すことができます。
はちみつもまた整腸作用があるので、甘みがほしい時はアールグレイティーにはちみつを加えると良いですね。
アールグレイには具体的にどのような栄養素が含まれているでしょうか
アールグレイは女性にとってすばらしい効能が盛りだくさんです。
では具体的にどのような栄養素が入っているのでしょうか。
アールグレイティーの中には、ビタミンKやマンガン、酢酸リナリルやリモネン、ちょっと聞きなれないヒドロキシメチルグルタリルフラバノンや、テアニン、リナロールと全部で7種類の栄養素が含まれています。
ビタミンKは骨を丈夫にする、止血を促す、動脈が石灰化するのを防ぐといった働きがあります。
マンガンもまた、骨の形成や生殖器の生育にも関わっており、この2つの栄養素は体にとってなくてはならないものの一つとなっています。
酢酸リナリルとリモネン、リナロールはベルガモットの精油に含まれている成分で、酢酸リナリルには、抗炎症作用や鎮痛作用が、リモネンには、血液を循環し消化を助ける働きがあり、体を温める作用もあるので冷え性を改善することも可能です。
リナロールには、抗不安作用や鎮静作用の他血圧降下作用もあるので、気持ちを穏やかに保つことが期待されています。
聞きなれないヒドロキシメチルグルタリルフラバノンは、酵素の仲間です。
ヒドロキシメチルグルタリルフラバノンには、悪玉コレステロールを減少させる作用があり、心臓病の治療にも期待されている成分です。
最期のテアニンはアミノ酸の一つで、リラックス効果を得ることができるα波を脳に発生するのを手助けしていますので、リナロール同様心を落ち着かせることができるのが特徴でもあります。
7つの栄養素を取り入れることによって冷え性の緩和、リラックス効果、抗菌作用、腸の運動を助けるといった効能の他、心臓病の予防、喉の環境を整えるといったことも期待できます。
また、ダイエット効果も期待でき、リモネンと紅茶に含まれているカフェインの作用によって脂肪を燃焼しやすくしています。
さらにテアニンには抗酸化作用もあるので、アンチエイジングの効果もありますよ。
アールグレイティーは香りを楽しむだけでなく、様々な栄養素を取り入れ心も体も活性化できる飲み物です。
ですが、体に良いからといって飲みすぎないでくださいね。
暑い時期は冷たいアールグレイティーをついつい飲みすぎてしまいますが、飲みすぎてしまうとカフェインの作用によって逆に眠れなくなったり冷え性を引き起こしたりしてしまいます。
目安としては1日に2杯程度となるので、それ以上は飲まないように注意しましょう。