夏になると下痢や腹痛に悩まされる人!ハーブティーで胃腸の機能を改善しよう♪
2022年8月8日紅茶とミルクはどちらを先に入れるべき?ミルクティー論争や歴史を学ぼう
2022年8月22日皆さん、こんにちは(^∇^)
前回は夏に下痢や腹痛に悩まされる原因や対策法をご紹介しました。
暑い時期は冷蔵庫で冷やした飲み物が飲みたくなりますが、胃腸の弱い人や夏の下痢に悩んでいる人には、温かい飲み物や常温の飲み物がおすすめします。
前回ご紹介したお腹を温めるハーブやストレスを和らげるハーブは、もうお試しいただきましたか?
ハーブティーの他にも、お腹を温める効果がある飲み物があります。
それは“紅茶”なんです!
夏はアイスティーが美味しい季節ですが、味のバランスがとれた紅茶を淹れるには、ある程度の温度が必要になります。
また、茶葉を摘み取る時期によっても味や成分に違いが出ます。
そこで今回は、紅茶の温度や茶葉を摘み取る時期による味の違いや成分の違いをご紹介します。
●紅茶にはいろいろな成分が含まれています!
「紅茶に含まれる成分は?」と聞かれると、多くの人がまずカフェインを思い浮かべると思います。
しかし、実際にはいろいろな成分が含まれているんですよ♪
紅茶に含まれる成分のうち、お湯で抽出できる成分を「水溶性成分」と呼びます。一方、抽出されず茶葉に残る成分を「水不溶性成分」と呼びます。
つまり、通常、紅茶を飲む時に摂取できるのは水溶性成分のみとなります。
紅茶にはカフェインの他、4種類のカテキン、20種類のアミノ酸(テアニンが多い)、ビタミンC、サポニン、食物繊維などの水溶性成分が含まれます。
●紅茶の味は成分の量によって左右される!?
紅茶の味はアミノ酸とカテキン、カフェインの量によって違いが出てきます。
うま味や酸味を決めるのがアミノ酸、苦みや渋みを決めるのがカテキン、少しの苦みを決めるのがカフェインです。
味を決める主な成分は以下の通りです。
・アミノ酸 テアニン(甘み、うま味)、グルタミン酸(うま味、酸味)
・カテキン エピカテキン(苦み)、エピカテキンガレート(渋み、苦み)
・カフェイン(少しの苦み)
紅茶に限らず、チャノキから作られるお茶は、全てこれらの成分の量で味に違いが出ます。
●茶葉を摘む時期で味が変わる!一番茶がおいしい理由は?
お茶は、茶葉を摘む時期によって「一番茶」「二番茶」「三番茶」の3種類に分けられます。
一番茶はその年の最初の新芽を摘み取って作ったお茶のことです。
続く二番茶は、一番茶の後(45~50日後)に摘み取った茶葉を使って作るお茶です。
そして、三番茶は二番茶を摘んだ後(30~35日後)に摘み取った茶葉で作るお茶になります。
よく、「一番茶がおいしい」と耳にしませんか?これは、茶葉を摘む時期によって成分の量が違い、味も変わるからなんですよ(^∇^)
カフェインは摘み取る時期であまり違いがありませんが、アミノ酸は三番茶に比べて一番茶の方が4倍多いと言われます。
一方、カテキンは一番茶よりも三番茶の方が多く含まれます。
「一番茶がおいしい」と言われる理由は、甘み・うま味成分のアミノ酸やテアニンがもっとも多く含まれるからなんです♪
●お湯の温度で味が変わる!お茶のおいしい淹れ方とは?
茶葉を摘む時期でもお茶の味が変わりますが、お茶を淹れるお湯の温度でも同様のことが言えます。
つまり、アイスティーとホットティーでは成分量も味も違うということです。
アミノ酸は温度に影響なく抽出されますが、カテキンやカフェインはお湯の温度が高いほど抽出されやすくなります。
ですから、アイスティーは甘みやうま味の強い味になります。
60~70℃のお湯で淹れると、カテキンやカフェインが適度に抽出されるため、ほどよく苦みや渋みのある「お茶らしいお茶」になるでしょう(^∇^)
熱湯で淹れると、甘みやうま味よりも苦みや渋みが強調された味わいになります。
●ダージリンティーの一番茶は良質でおいしいと評判です!
甘みやうま味を存分に味わうには、一番茶をアイスティーで淹れるのがおすすめです。
すっきりした味わいの紅茶がお好きな方は、ぜひアイスティーでお楽しみください。
「いやいや、紅茶は苦みや渋みがなければおいしくない!」という方は、60℃以上の熱いお湯で淹れましょう♪
ダージリンティーの香りや味を堪能するなら、暑いお湯で成分をしっかり抽出することをおすすめします。
ダージリンティーの一番茶は、みずみずしい香りと黄金の太陽のような美しい水色が特徴的です。
「どの紅茶よりもダージリンの一番茶に価値がある」という人もいるくらい、人気の紅茶です。
今回は、TeaTotalで取り扱うダージリンの一番茶(ファーストフラッシュ)、「スタンダード ダージリン FTGFOPティー」をおすすめさせていただきます(^∇^)
清々しい茶葉の香りと清涼感のあるさっぱりとした味わいは、まるで日本茶のようです。
ぜひ皆さんのお好みの淹れ方を見つけてくださいね!
【hpuri】
<参考商品>