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ハーブティーは体にいいイメージがありますが、具体的にどのような働きがあるのかということは意外と知られていません。
生理というのは、妊娠するために厚くなった子宮内膜がはがれて体外に排出する仕組みです。
この時に子宮を収縮させるためにプロスタグランジンという物質が分泌されるのですが、ホルモンバランスが崩れていると過剰に分泌されてしまいます。
出血を体外に排出するのに欠かせない物質ですが、過剰に出ると下腹部の痛みなどの生理痛の症状がでてしまいます。
プロスタグランジンは腹痛だけでなく、痛みを強める作用があるので頭痛などの症状を感じる女性もいます。
生理痛の症状が腹痛だけでなく、頭痛など様々な状態が出るのはこれが理由です。
さらに一緒に活性酸素も発生してしまうので、余計に痛みが強くなります。
そこで抗酸化作用のあるハーブティーを飲むことで、辛い痛みを引き出す活性酸素を除去して痛みを軽減することができます。
ハーブティーの持つ抗酸化作用という効能化が、体の中から痛みに働きかけるということです。
活性酸素は痛みだけでなく体の老化などにも影響を与えます。自分の体にどれほどの量があるというのは、誰にも分かりません。
ですから日ごろから抗酸化作用の効能をいかして飲むことで、体内の量を減らすことが可能です。
毎日継続することで、毎月の生理の痛みを軽減するだけでなく、気持ちも軽くすることができるでしょう。
ハーブティーには体をあたためる効果もあり、精神的なリラックスにもつながります。
強い痛みがあると精神が緊張してしまい、より痛みを感じやすい状態になってしまいますが、リラックスすることでその作用を弱めることが可能です。
手軽に生活の中に取り入れることができるからこそ、日常的に飲むことがより効果を高めることができるでしょう。
生理痛と新陳代謝の関係
生理によって痛みが出る原因は他にもあります。
新陳代謝とホルモンバランスです。
日頃冷たい飲み物ばかり飲んでいると、知らない間に体は冷えてしまいます。
ハーブティーの中に含まれる成分には、体の新陳代謝を活発にして、血行を改善する働きがあります。
血行が良くなることで冷えが改善され、結果的に痛みが軽減するということです。
ハーブティーは冷たくてもおいしく飲むことができますが、生理中は体を冷やさないようにするためにも、あたたかい状態で飲むのがおすすめです。
カフェインが入っていないので、夜寝る前にも安心して飲むことができます。
ストレスによって新陳代謝が落ちていることもあります。
冷えなどの分かりやすい症状だけでなく、汗をかきにくくなっているなどの自覚症状があれば率先して改善する必要があります。
年齢とともに衰えることも多いので、若い頃は代謝が良かったからと自己判断するのは良くありません。
そして、ハーブティーの中にはエストロゲンと似た作用の物質が含まれています。
この物質は抗酸化作用があるだけでなく、ホルモンバランスを整える働きもあります。
プロスタグランジンの過剰な分泌を抑制するので、痛みを軽減することができます。
経血の量が多いなどのトラブルも体の中から防ぐことが可能です。
新陳代謝やホルモンバランスは生理の時だけでなく日ごろから体に大きな影響を与えています。
ハーブティーを飲むことで、少しずつ改質を改善することが可能です。
夏は暑いからと冷たいものばかり飲んでいると、体が冷えてしまいます。
エアコンが効いている室内で、冷たい物を飲むのではなくあたたかいハーブティーを飲むようにしましょう。
もちろん、冷えやすい秋や冬にも飲むことで、体の状態を少しずつ改善することができます。
ポットで作り、持ち歩くのもいいアイディアです。