抗ヒスタミン・抗アレルギー作用アリ!「ハーブティー」の花粉症への効果・効能

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ハーブティー以外の治し方はリスクが高い

 

毎年花粉が飛び散る季節になると、思わずため息をついてしまう患者さんも少なくないはずです。

一旦発症すると辛いくしゃみ、目のかゆみ、ムズムズ感から逃れるのは難しく、ひたすら花粉シーズンが終わるのを待つしかありません。

ただ、最近はハーブティーで症状を抑えることに成功している方も増えています。

ハーブティーは薬ではないので速攻性こそ期待することができませんが、数ある治療法の中でもリスクが極めて少ないことは注目ポイントです。

 

例えば、花粉症の薬も効果が確実にあるとは保証されない上、深刻な副作用を伴うものもたくさんあります。

鼻炎症状が強く出ている患者さんには抗ヒスタミン剤、ステロイド、クロモグリク酸、アレルギー性鼻炎用薬などがよく処方されますが、症状によっては抗アレルギー剤や血管収縮剤を飲むよう指示されることもあります。

 

花粉症の薬としてメジャーな抗ヒスタミン剤は鼻水をすぐに抑える効果を得られるものの、服用中眠気が生じ、口内が乾いて排尿が困難になる副作用も伴います。

子どもが服用するとけいれんを起こす恐れもあるので、慎重に処方しなければならない薬です。

眠気が出にくいタイプの薬も開発されていますが、不整脈を起こす可能性も指摘されている他、価格も従来のものの10倍以上高いため、デメリットも多い薬です。

 

ステロイドも症状を一時的に抑えるためには強力な効果を発揮するものの、長期スパンで使い続けると感染症や副腎機能の抑制、十二指腸潰瘍や胃潰瘍のリスク上昇などの問題も抱えています。

依存性の問題も無視できません。

副作用がほとんど得ないクロモグリク酸は効き目も弱く、症状がごく軽い患者さん以外には頼りにならない薬です。

 

こういった薬のネックを考えてみると、副作用などのリスクなく症状を抑えられるハーブティーの価値の高さがよく分かるのではないでしょうか。

ハーブティーを飲んで花粉シーズンに備える方が増えているのも納得です。

 

ルイボスティーの抗ヒスタミン・抗アレルギー作用

 

アレルギーによるくしゃみや鼻水に効くハーブティーは何種類かありますが、特に効能が高いのはルイボスティーです。

ルイボスティーは花粉症も含め、アレルギー疾患に非常に効き目が高いハーブティーとして、近年注目を集めています。

 

元々優れた抗酸化作用によるアンチエイジング効果で人気を集めていたルイボスティーは、研究の結果、アレルギー症状を緩和する作用も兼ね備えていることが判明しました。

ステロイド剤に近い効果がある、と評価する医師もいるぐらい、効き目の高さが認められています。

 

ルイボスティーの含有成分、フラボノイドは低分子の活性酵素過酸化脂質を除去する働きがあります。

ルイボスティー100g中38mgも含まれているので、1日に何杯か飲むだけで効率よく活性酵素やヒドロキシラジカルを取り除くことができます。

アレルギー反応によって体内にヒスタミンが発生しても、ルイボスティーをたっぷり飲むことでヒスタミンの量が減らせることも、実験で分かりました。

 

しかも、カフェインを含まないルイボスティーは妊娠中でも安心して飲むことができます。

カフェインレスのお茶でアレルギーに対する効能が高いお茶ははと麦茶もありますが、はと麦茶もありますが、妊娠中は含有成分のヨクイニンによって子宮が収縮し、不正出血や早産、流産を引き起こす危険性があるので妊婦さんには避けた方が良い飲み物です。

 

赤ちゃんを妊娠していても花粉症の症状がなくなるわけではないので、妊娠中でも授乳中でも安心して飲むことができるルイボスティーは頼れる存在です。

花粉症に効く飲み物として甜茶も有名ですが、独特の甘みがあるので味が苦手な方もいらっしゃるようです。

その点、ルイボスティーは麦茶や紅茶に近いノーマルなテイストで、毎日飲んでも飽きない味をしています。

味に強いクセがないことも、ルイボスティーの魅力の1つです。