ハーブティーの効果・効能|カモミールのニキビ対策美容効果
2018年10月8日アトピーを抑え皮膚を修復するルイボスティーの効果
2018年10月10日うつ病とルイボスティーの関係性
うつ病は、生真面目で責任感が強い方が過剰なストレスを受けることによって発症することが多いと言われています。
過剰なストレスを受けることによって脳内の神経伝達物質であるセロトニンが不足し、様々な症状が現れます。
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、睡眠や精神安定に必要な物質で、不足すると睡眠障害や不安感などマイナスの精神症状に陥りやすくなってしまいます。
実際に治療薬として最も多く使用されるものには、セロトニンの欠乏を防いで神経の伝達機能をよくする効果があるものです。
ですが、「薬」に頼ることに抵抗がある方は少なくないのではないでしょうか。
そんな方には、ハーブティーのルイボスをおすすめします。
ルイボスには様々な効果・効能のある成分が豊富に含まれているのですが、その中のひとつにセロトニンの分泌量のバランスを調整してくれるものがあります。
精神不安定になる原因としてカルシウムとマンガン、アミノ酸の3つが不足することが挙げられますが、この3つを含んでいるルイボスを飲み続けることでセロトニンが作られます。
また、ルイボスにはSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)という精神を鎮静させるリラックス成分も含まれており、ストレスを和らげてくれる効果があります。
人間のストレスは、体内で生成される「モノアミンオキシターゼ」が関わっていると考えられているのですが、モノアミンオキシターゼが発生すればするほどイライラしてしまうのです。
これを抑制してくれる酵素が、ハーブティーのルイボスに豊富に含まれるSOD酵素です。
イライラしている時にルイボスティーを飲むと、ストレス成分のモノアミンオキシターゼが減少し、リラックス状態へと導いてくれます。
また、ハーブティーのルイボスにはSODと同様にストレス軽減効果のある「フラボノイド」というポリフェノールも含まれています。
ハーブティーのルイボスをお休み前に飲むことで精神の昂りが抑えられ、ゆったりとした気持ちで眠りにつけるようになるのでおすすめです。
うつ病の改善方法とルイボスティー
よりセロトニンを増やすには、食生活が大切です。
セロトニンを体内で作るにはビタミンB6とトリプトファンが必要になります。
ビタミンB6は1日あたり男性だと1.4㎎、女性だと1.2㎎になります。
ビタミンB6は、魚やレバー、ニンニクなどに多く含まれます。
トリプトファンは1日あたり1000〜1500㎎の摂取を目指しましょう。
牛や豚などの赤身肉やレバーに200~280㎎、ナチュラルチーズなどの乳製品に320㎎、青魚に300~310㎎、スジコやタラコなどの魚卵にも300㎎前後含まれ、大豆製品の豆腐には100㎎、納豆には240㎎程度含まれます。
果物ではバナナに10㎎程度含まれています。
トリプトファンはバナナの他にもごはん、パン、麺類などの炭水化物(糖質)と一緒にとると吸収率が上がります。
また、前述のビタミンB6や鉄分(レバーや海藻、貝類、ほうれん草など)を含む食品を一緒に摂ることでセロトニンの合成が効率的です。
いずれも過剰摂取は避け、必要な分だけを摂取しましょう。
また、セロトニンは日光を浴びると合成が促されるのですが、もっとも活発化するのは起床後30分以内になります。
そのため、起床後30分以内に朝日を浴びることを心がけましょう。
ウォーキングやジョギングなど一定のリズムを刻む運動もセロトニンを分泌させるので、起床後に行うことで一石二鳥の効果があります。
そしてそこに、ハーブティーのルイボスを取り入れることでより改善効果が望めるのです。
まずは普段飲んでいた飲み物をルイボスティーに替えましょう。
砂糖の過剰摂取も、うつの原因と言われていますから、普段から甘い飲み物を飲まれている方でしたらより効果を実感することができます。
他にもストレスを感じたときやお休み前(利尿作用も高いので飲む量には注意してくださいね)、また食後に飲むとゆっくりと吸収され、ルイボスの様々な成分を体内に長く留めておくことが出来ます。
最後にハーブティーのルイボスのおすすめの淹れ方ですが、鍋やヤカンで20分ほど煮出したあと、蓋を閉めて10分程度待ちます。こうすることで、ルイボスの豊富な成分をしっかりと抽出することが出来ます。
現代には、うつ病を患う方は年間でおよそ500万人もいると言われています。
薬に頼らず改善したい方、ぜひハーブティーのルイボスの効果・効能をお試しください。