紅茶の保存方法は缶のままで大丈夫?冷蔵庫や冷凍する必要はあるの?
2024年5月25日紅茶と緑茶のブレンドティーはおいしい?作り方や味・紅茶と緑茶の違いをご紹介!
2024年6月3日皆さん、こんにちは。ライターのhpuriです。
今年もいよいよ6月。この月が終わると、一年の半分が経過したことになりますね。
少しずつ初夏の陽気になり、アイスティーが楽しめる季節になりました。
今くらいの時期になると、お酒を飲む機会が増える方が一気に増えると思います。
ビールやワイン、日本酒、ウイスキーなど…皆さんさまざまなお酒を飲まれますが、多くの方は“二日酔い”に悩んだ経験があるのではないでしょうか。
中には、二日酔いが酷すぎて起きられなかった、仕事を休んだことがあるという人もいるようです。
実は、二日酔いの症状に紅茶やルイボスティーが効くってご存知ですか?
今回は、二日酔いに紅茶やルイボスティーがいいと言われる理由を検証していきます。
●二日酔いの主な症状やメカニズムをチェック!
二日酔いとは、お酒を飲み過ぎた翌日に起きる、頭痛や吐き気、胸やけ、下痢などの症状のことです。
その原因は言わずもがなお酒の多量摂取なのですが、具体的なメカニズムは未だに明確にされていません。
二日酔いになる要因が厚生労働省のサイトでいくつか挙がっていますので、一部をご紹介します。
・軽度の離脱症状
・ホルモン異常、脱水、低血糖など
・酸塩基平衡のバランスが崩れる
・アセトアルデヒドの蓄積
・メタノール
・酒に含まれる不純物
他にも考えられる要因があり、単一の理由で起こっているとは限らないようです。
※参考:二日酔いのメカニズム | e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-03-005.html
●二日酔いの体調不良に紅茶が効果的な理由とは?
飲みすぎた時の二日酔いが死ぬほどつらいという人もいるようです。
そんな辛すぎる二日酔いの体調不良を改善するのに、紅茶が効果的といわれています。
その理由として、紅茶に含まれるカフェインの利用作用が挙げられます。
お酒に含まれるアルコールは肝臓で分解されますが、分解を進めるには酵素の力が必要になります。
カフェインには、アルコールを分解する酵素の力を引き出す作用があります。
そのため、二日酔いの原因の有力候補とされる「アセトアルデヒド」の排出を早める効果が期待できるのです。
また、紅茶に含まれる苦み成分「カテキン」には、胃の粘膜を保護する作用があります。
お酒を飲んだ後はもちろん、飲む前に紅茶を飲んでおくと二日酔い防止になるといわれています。
紅茶にはにおいを吸収する働きがあるため、飲酒の後の口臭予防にもなって一石二鳥です!
●二日酔いで吐き気がある時はカフェインに注意が必要
紅茶に含まれるカフェインはアルコールの分解を促進してくれますが、摂取しすぎには注意が必要です。
カフェインには胃酸の分泌を盛んにする作用があるため、胃酸過多になると胃が荒れる可能性があります。
特に、二日酔いで吐き気がある時は、カフェインの過剰摂取で逆効果になりかねません。
紅茶よりカフェインの量が多いコーヒーは、吐き気がある時には厳禁です。
コーヒーにはクロロゲン酸と呼ばれる成分が含まれており、胃酸の分泌で胃の粘膜が刺激されることがあります。
二日酔いが悪化する恐れがあるため、吐き気がある時は紅茶の飲みすぎやコーヒーを控えましょう。
●二日酔いの時にミルクティーはNG?
二日酔いの時は「ミルクティーがいい」という説と、「ミルクティーはNG」という説の二つがあります。
基本的には、ミルクティーは二日酔い対策に効果的です。
ミルクティーには、酸塩基平衡のバランス(体内の酸性、アルカリ性のpH値)を保ち、二日酔いの要因を減らす効果が期待できます。
pH値は0~14で表示され、数値が低いほど酸性度が高くなります。
酸性度が低くなると、疲労感や倦怠感が起こりやすくなり、免疫力低下にもつながります。
酸蝕症(さんしょくしょう)という口内の疾患にもなりやすくなるため、pH値の低い飲み物の過剰摂取には気を付けなければなりません。
ミルクティーはpH値が高く酸性度が低いため、酸性に傾いた体内pHを中和させる効果があるといわれています。
これにより、二日酔いの頭痛や疲労感が和らぐ人もいるようです。
ただし、吐き気がある時にミルクティーを飲むのは逆効果になります。
ミルクに含まれる乳糖により腹部膨満感が生じるため、気持ち悪くなる場合があります。
●二日酔いにはルイボスティーもおすすめ!
二日酔いで吐き気があり、コーヒーや紅茶を控えたい時にはルイボスティーがおすすめです。
ルイボスティーにはカフェインが含まれていないため、胃の粘膜が刺激される心配がありません。
ルイボスティーにはSODという解毒作用のある酵素が含まれており、水分と一緒に体内の毒素を排出する作用があります。
アルコールが分解される時にできるアセトアルデヒドの増加を抑え、排出を早められるため、二日酔い対策に効果的です。
夏は、アルコールの利尿作用に加え、汗をかいて水分やミネラルが排出され、熱中症や脱水症状になりやすいです。
ルイボスティーにはカルシウムやナトリウム、カリウム、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれており、効率よく補給できます。
二日酔いに悩まされた時は、紅茶やルイボスティーで回復を早めましょう!
【hpuri】
<参考商品>