紅茶に砂糖を入れるようになったのはいつ?砂糖が合う紅茶やレモンティーとの相性は?
2022年10月20日寒暖差アレルギーとは?風邪・花粉症・寒暖差疲労との違いや対処法を解説!
2022年11月1日皆さん、こんにちは(^∇^)
前回は紅茶に砂糖を入れるようになった理由や砂糖が合う紅茶の種類をご紹介しました。
紅茶に砂糖を入れる文化は、17世紀のイギリスが発祥といわれています。
現在は当たり前のように毎日飲んでいる紅茶ですが、当時は上流階級の人しか飲めない高級品だったんですね!
紅茶文化は人類の進化とともに発展してきた奥の深い文化です。
紅茶の歴史を辿ることはその時代を学ぶこととイコールで繋がります。
11月1日は紅茶の日。
年に1回の紅茶の記念日に、紅茶の歴史を紐解きながらティータイムを楽しみたいですね♪
今回は、紅茶の日にちなみ、記念日の由来や紅茶が世界中に普及するまでの歴史をご紹介していきます。
●11月1日が紅茶の日になった理由は?
11月1日が紅茶の日になったのは、1983年(昭和58年)のことです。
記念日の由来になった出来事は、今から200年以上も前に起こりました。
当時、伊勢の国(現在の三重県)の船主だった大黒屋光太夫は、海難に遭ってロシアに漂着し、帰国の許可が下りるまで滞在していました。
ロシアの上流社会で流行していたお茶会に招かれた大黒屋光太夫は、日本人で初めて本格的な紅茶を飲んだとされています。
1791年(寛政3年)の11月1日には、女帝・エカテリーナ二世とのお茶会にも出席したといわれています。
日本人が初めて正式の場で紅茶を飲んだ日として、毎年11月1日が紅茶の日に制定されました。
●紅茶の発祥の地はどこ?お茶が生まれたのは6世紀以降!
紅茶は、緑茶や烏龍茶と同じツバキ科ツバキ属の常緑樹「チャノキ」を原料に製造されるお茶です。
摘み取った葉を加工して茶葉にしますが、その過程における発酵度合いによってお茶の種類が変わります。
もともと、中国雲南省からチベット、ミャンマーにはチャノキが自生しており、古くから不老長寿の霊薬として、また薬草として用いられていました。
お茶として民間に普及し始めたのは6世紀に入ってからですが、この時代はまだ「紅茶」というものは存在していません。
紅茶の原料であるチャノキの発祥は中国ですが、紅茶の誕生はまだ先の話になります。
●紅茶の誕生はいつどこで?世界の紅茶の歴史を紐解こう!
ヨーロッパにお茶が伝えられたのは17世紀のことです。
1610年、オランダ人がマカオでポルトガル人から購入した中国茶と茶器、長崎県の平戸で購入した日本茶を国に持ち込みました。
その後、オランダ人が東インド会社を立ち上げてお茶の輸入を行い、ヨーロッパに輸出したのが、世界の紅茶史の始まりといわれています。
18世紀になると、イギリスの貴族を中心にお茶文化が流行していきました。
しかし、まだこの時点では紅茶ではなく緑茶だったといいます。
現在のようなティーカップではなく、中国や日本から輸入された取っ手のない茶碗で飲まれていました。
紅茶がいつどのようにして誕生したのかは諸説あります。
・イギリスの水やイギリス人の口に合うよう、お茶の発酵を進めて製造された
・上と同時期に、中国もイギリス向けのお茶の製造を行っており、中国が開発した
・中国船に積まれた茶葉がイギリスへの航海中に発酵して偶然、紅茶ができた
どの説もありそうですが、皆さんはどの説が真実だと思いますか?
紅茶誕生については、これ以外にもさまざまな説があるようなので、また機会があればご紹介したいと思います♪
●日本で紅茶が普及したきっかけは?
18世紀末になると、ヨーロッパではすっかり紅茶が定着しており、19世紀初期にアッサム種が発見されるとともに、緑茶があまり飲まれなくなりました。
日本で初めて紅茶が製造されたのは、1874年(明治7年)のことです。
海外に輸出するために製造が行われるようになりました。
しかし、その年の試作品があまり好評でなかったため、翌年から栽培試験や試製を繰り返し、製茶機械を取り入れるなどして紅茶生産が奨められていきました。
一方、日本が初めて紅茶を輸入したのは1887年(明治20年)のことです。
日本で生産した紅茶は国内での消費量が伸びませんでしたが、イギリスから輸入した紅茶は大人気でした。
外国産紅茶の輸入が自由化されたのは、第二次世界大戦後の1971年(昭和46年)のことです。
以降、紅茶ブームが続き、紅茶飲料の開発や輸入製品の流通が進んでいきました。
紅茶の歴史を語り出したらキリがありません(^∇^)
ヨーロッパに紅茶(お茶)文化を伝えたのが日本だったとは驚きですね!
今回は、11月1日の紅茶の日におすすめしたい「ダージリン ファースト フラッシュ ティー」をご紹介します。
こちらの紅茶は“世界三大銘茶”の一つに数えられるダージリンです。
みずみずしい香りと緑茶のような親しみやすい味わいが特徴的で、紅茶をストレートで楽しみたい方にピッタリの商品になります♪
日本で流通するダージリンの多くがセカンドフラッシュ(夏摘み)ですので、TeaTotalのファーストフラッシュ(春摘み)をお召し上がり、紅茶の新たな魅力を発見してくださいね。
【hpuri】
<参考商品>