10月31日はハロウィン!手作りの紅茶ジャムでパーティーを楽しもう♪
2022年10月20日11月1日は紅茶の日♪記念日の由来や紅茶の歴史を紐解いてみませんか?
2022年10月27日
皆さん、こんにちは(^∇^)
前回はハロウィンパーティーを盛り上げる手作り紅茶ジャムの作り方をご紹介しました。
渋みやコクのある紅茶は甘い洋菓子にも合いますし、スイーツ作りにも役立ちます。
ハロウィンの定番ドリンクといえば、シャンパンや炭酸飲料が思い浮かびますが、ホットティーを飲んで落ち着いた時間を過ごすのも素敵です♪
温かい紅茶にミルクや砂糖を入れると、ストレートティーとは違った優しい味わいに心が和みます。
皆さんは紅茶には砂糖派ですか?それとも、ミルク派でしょうか?砂糖とレモンのどちらも入れるという人もいらっしゃることでしょう。
今回は、紅茶に砂糖を入れるようになった理由や、砂糖が合う紅茶の種類、レモンティーとの相性をご紹介します!
●紅茶に砂糖を入れるようになったのは17世紀のイギリスから
コンビニや自動販売機のドリンクを見ると、ペットボトルの砂糖入り紅茶が必ず並んでいますよね。
紅茶に砂糖を入れるというのは、今の日本では当たり前の飲み方になっていますが、この習慣は日本発祥のものではありません。
紅茶に砂糖を入れるようになったのは、17世紀のイギリス文化が起源といわれています。
もともと、砂糖もお茶も食品ではなく「薬」と考えられていました。
そんな中、1662年にポルトガルの王女キャサリンがチャールズ2世のもとに嫁いできた時、中国茶や砂糖をもちこみました。
当時は中国茶も砂糖も大変高価なもので、贅沢品だったため、イギリスの上流階級の間で普及していきました。
それとほぼ同時期に、イギリスでは「コーヒーハウス」と呼ばれるカフェが誕生し、お茶を嗜む社交場として大流行しています。
はじめは主にコーヒーの提供がされていましたが、後に紅茶やチョコレートなどが提供されるようになりました。
当時は市民の手が届かないもので、砂糖を入れて紅茶を飲むことは上流貴族の象徴だったとされています。
しかし、19世紀になると、砂糖が大量生産されるようになり、インドやスリランカで茶葉の栽培が始まったのを機に、砂糖や紅茶は一般市民にも普及していきました。
また、砂糖の生産量が増えるにつれて、緑茶よりも紅茶の人気が高くなっていきます。
現在は当たり前のように利用されているカフェも、庶民が入れるようになったのはこの頃なんですよ!
●砂糖が合う紅茶の種類やレモンティーとの相性は?
紅茶にミルクや砂糖を入れるかどうかは好みによりますが、イギリスでは9割以上の人が紅茶を飲むときミルクティーにするといいます。
砂糖にはミルクや紅茶のコクを出す役割もあるため、ミルクティーの時はぜひ砂糖もプラスしてみてください(^∇^)
さて、砂糖が合う紅茶の種類についてですが、こちらも好みが分かれると思います。
あくまでも一般論ですが、香りに特徴がありみずみずしい甘みのあるダージリンは砂糖との相性はあまり良くないといわれています。
紅茶の中でもタンニンが多いため、レモンを加えると渋みが強く出てしまうことがあるでしょう。
独特のマスカットフレーバーや繊細な味わいを楽しむには、ストレートで飲むのがベターです。
ダージリンと並び世界三大銘茶に数えられるウバやキーマンも、砂糖よりストレートの方がおすすめです。
アッサムもタンニンが多い紅茶ですが、ミルクティーに合うため、砂糖を入れるとコクが増して美味しくなります。
ベルガモットで香り付けをしたアールグレイは、どんなアレンジにも対応できます。
個人的にはストレートティーが好きですが、砂糖を入れると苦みが控えめになり、レモンを入れると酸味が増して爽やかな風味になります。
砂糖やレモンは入れすぎると紅茶本来の味がなくなってしまうためほどほどにしましょう。
●渋みや少ないセイロンティーは砂糖やレモンと相性が良いです♪
スリランカ産の紅茶「セイロンティー」はタンニンが少なく、他の紅茶と比べると渋みや苦みが少なめです。
メントールに似た清涼感のある香りがあり、スッキリとした味わいが特徴的。砂糖やレモンを少量加えると、ストレートティーとは違った楽しみ方ができます。
朝食にもピッタリで、焼いたトーストとセイロンティーの組み合わせなどは最高ですよ!
セイロンティーの中でもオレンジペコの茶葉を使用していますが、オレンジの味がするわけではありません。
オレンジペコとは、枝の先端から二番目の葉のことで、上質な紅茶に含まれることが多いです。
一般的に流通する紅茶は、三番目のペコが用いられています。
香りや味のバランスがとても良いため、万人受けする紅茶といえます。
お客さまにお出しするティーとしてはもちろん、プレゼントにもおすすめです(^∇^)
ぜひ、さまざまなアレンジをお試しくださいね。
【hpuri】
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