茶ノ木の栽培方法と摘み方による味の違いを知って「紅茶の秋」を楽しもう♪

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皆さん、こんにちは(^∇^)8月も下旬に入り、暦の上では秋となりました。
今年の立秋は8月7日です。まだまだ暑さは続くようですが、これから徐々に秋の気配を感じるようになるでしょう。

 

さて、前回は紅茶のミルクティー論争についてお話させていただきましたが、皆さんはもうご自身の答えを出されましたか?
紅茶の味はミルクの入れ方でも変わりますが、栽培方法や摘み方によっても大きな違いが出ます。

 

 

そもそも、紅茶の原料である“茶ノ木(チャノキ)”はどのように栽培されるかご存知でしょうか。
今回は、茶ノ木の栽培方法や摘み方による紅茶の味の違いをご紹介します!

 

 

 

 

●茶ノ木(チャ)の栽培方法とは?

 

茶ノ木は、挿し木をして苗を植え、1~2年「苗床」と呼ばれる発芽しやすい場所で育てられます。
そして、茶園に植え替えられ、4~5年程度経過してから茶葉が収穫されるようになります。
十分な茶葉を収穫できるようになるまで、最大10年ほどの時間が必要です。

 

肥料として、窒素やリンなどの成分が補給されることもあります。
夏から秋にかけてたっぷりと日差しを浴びた茶ノ木は、気温が15℃を下回る11月頃から3月頃まで休眠します。

越冬して気温が上昇し始めた4月上旬頃から萌芽が始まり、茶葉を摘み取ることができるようになります。
その年の最初、春に摘み取られるお茶が「一番茶」「ファーストフラッシュ」と呼ばれるものです。

 

●茶ノ木(チャ)の栽培に適した地域は?

 

茶ノ木は寒さに弱く、たくさんの水分を必要とすることから、温暖な気候で降水量の多い地域(年間平均気温13℃以上、年間降水量1300ml以上)が栽培に適していると言われます。

日本では静岡県や鹿児島県、三重県などがお茶の生産量が多い県として知られます。

 

海外では、ダージリンやアッサムの産地で有名なインド、セイロンティーの産地であるスリランカ、白茶やウーロン茶、紅茶の産地で有名な中国で多くのお茶が生産されています。

茶ノ木の寿命は長く、樹齢何百年、何千年という木も存在しています。
お茶の原料としての茶ノ木は、通常30~50年くらい同じ場所で栽培されるため、気候を考えて植えることが大切です。

 

 

 

 

●茶ノ木はどんな花を咲かせる?花言葉は?

 

茶ノ木はツバキ科ツバキ属の常緑樹です。鮮やかな緑色の葉の印象が強いですが、10~12月頃に白色のキレイな花を咲かせます。
4~5枚のがくと6~7枚の花びらで構成されており、控えめな佇まいが可愛らしいです。

 

茶ノ木の花言葉は「追憶」「純愛」。古くからの友人や家族、恋人など親しい相手に贈る言葉として最適ですね♪

 

茶畑では新芽を摘みやすくするため、1m程度の高さに整えられていますが、放置しておくと3mほどに伸びていくといいます。

 

●おいしい紅茶を栽培するのに重要なことは?

 

どんなに紅茶の淹れ方が素晴らしくとも、茶葉の品質が悪ければおいしい紅茶にはなりません。

 

おいしい紅茶を栽培するのに重要なのは、気候や自然などその土地の環境が良いことです。
年中気温が低く、十分な水を与えられない状態で育った茶葉はとてもおいしいとはいえないでしょう。
そのため、扇風機で温かい空気を送ったり、資材で畝を覆ったりする防寒対策がなされます。

 

栽培方法は茶葉の成分にも影響します。
つまり、味を左右するということです。

日本茶においては、茶葉の旨味を増すために、あえて日光を遮る「被覆栽培」が行われることがあります。
一方、紅茶は自然光で育てる「露地栽培」が一般的です。

 

 

 

 

 

●摘み方で味が違う!?手摘みと機械ではどちらがおいしい?

 

手摘みと機械で摘むのを比べると、手摘みの方がおいしいと言われています。
手摘みでは、先端の新芽と小さい葉(オレンジペコ)と2枚目の葉(ペコ)を摘む「一芯二葉」という摘み方が基本です。
この摘み方をすれば、葉が切れたり傷ついたりすることもありません。

 

一方、機械で摘む方法では、新芽全体を摘採するため、葉の根の硬い部分が混ざりやすいという難点があります。
また、葉が切れやすく傷つきやすいため、品質が落ちやすいのもデメリットです。

 

手摘みでは慣れた人でも1日10~15㎏程度しか摘めないと言われます。
手間暇かけた分、おいしいお茶が出来上がるのでしょう(^∇^)

 

 

※ブレックファースト スペシャル ブレンド ティー

 

 

セイロンティーはスリランカ産の紅茶の総称です。
世界中に愛好者がいます。

スリランカは豊かな自然と紅茶栽培に適した気候で、紅茶の産地としても有名です。
同じ国でも標高差があることから、栽培場所によって紅茶の味も異なります。

 

TeaTotalの「ブレックファースト スペシャル ブレンド ティー」は、セイロンティーのオレンジペコを使用した上質な紅茶です。
オレンジペコは葉が柔らかく、紅茶特有の渋味が少ないため、非常に飲みやすいです。

おいしい紅茶においしいお菓子などを合わせて、紅茶の秋を満喫してくださいね♪

【hpuri】

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