ティースプーンの容量は何g?意外な歴史やおすすめの選び方をご紹介!

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皆さん、こんにちは。ライターのhpuriです(^∇^)

11月の第4木曜日の次の日はブラックフライデー。2024年は第5金曜日の11月29日が感謝祭になる珍しい年です。
ブラックフライデーセールで紅茶グッズを購入した!という方も多いのではないでしょうか。

 

安価ではありますが、私も最近ティースプーンを購入しました。それを機に、ティースプーンの歴史についても興味を持ち、調査してみました!

皆さんは、紅茶を淹れる際にどんなティースプーンを使用していますか?
今回は、ティースプーンの選び方で迷っている方に向けて、おすすめの選び方をご紹介していきます。

ティースプーンの歴史も解説するので、併せてチェックしてくださいね!

 

 

●そもそもティースプーンとは?容量や大きさはどれくらい?

 

ティースプーンとは、紅茶の茶葉を計量する・ティーポットに入れる、紅茶をかき混ぜるなどの目的で使用されるスプーンのことです。
スイーツを食べる時に用いるデザートスプーンよりも一回り小さく、コーヒースプーンよりもやや大きめなサイズです。

 

日本では、ティースプーンの長さは13~14㎝程度。3gの茶葉をすくえるようになっています。
実際の容量は、ティースプーン1杯につき5ml程度なので、小さじ1杯と同じです。

 

「コーヒースプーンで代用できないの?」と思うかもしれませんが、結論からいうと、代用はできません。
なぜなら、コーヒースプーンでは2g程度の茶葉しかすくえないからです。

紅茶を淹れる際の茶葉の目安は3gですから、コーヒースプーンでは少なくなってしまいます。

 

また、スプーンのすくう部分の深さにも違いがあり、ティースプーンは茶葉を多くすくえるようになっています。
ちなみに、ティースプーンのすくう部分は「ツボ」「ボウル」などと呼ばれており、長さ4~5㎝のものが多いです。

美味しい紅茶を淹れるためにも、ティースプーンの選び方は重要です。

 

 

参考までに、私が普段使用しているティースプーンのサイズを測ってみました。

木製のスプーンは全長14㎝、ボウル部分の長さ4.5㎝です。
ティースプーンとして販売されていたものではありませんが、デザインが可愛らしく、紅茶を淹れる際に活用できています。

 

ステンレス製のスプーンは全長13㎝、ボウル部分の長さ4㎝です。
安価でおしゃれなティースプーンを探していた時に見つけたもので、茶葉を入れるのに最適な大きさなので非常に便利です。

 

ティースプーンを選ぶときは、デザインだけでなく、茶葉を計量するのに適した形状・サイズであることも確認しましょう。

 

 

 

 

●ティースプーンの素材は何が良い?おすすめの素材は?

 

ティースプーンの素材にはさまざまな種類があります。一般的に使用されている素材や特徴をご紹介しますね。

 

【ステンレス】

見た目の美しさと機能性を兼ね備えた素材。耐久性があり寿命が長いのが特長。

 

【木】

温かみがあり、経年で風合いが増すことがある素材。軽量で扱いやすく、カップを傷つける心配がないのがメリット。

 

【真鍮(しんちゅう)】

胴と亜鉛の合金でできており、高級感や光沢があるのが特徴的。経年で色が濃くなるなど、アンティークとしての魅力がある素材。

 

【陶器】

陶器のティーカップ・ティーソーサーとの見栄えの相性が良い。イラスト入りのものなど、おしゃれなデザインのものが多い素材。

 

【プラスチック】

市販で手に入りやすく、もっとも安価な素材。耐久性がないため使い捨て商品が多く、他の素材の代用で用いられる。

 

個人的には、ステンレスや木のティースプーンがおすすめです。
低価格でもおしゃれな商品が手に入りますし、日常的に使用するのに向いていると思います。

 

 

●ティースプーンの歴史は古い?いつから使われるようになった?

 

スプーンの前身となる道具は、古代エジプト時代に誕生したといわれています。
日本では、縄文時代からスプーンのようなもの(石匙)が使用されていたことが分かっています。

ティースプーンの歴史は古く、14世紀頃にはすでに存在していたといいます。
当初は上流階級の間で用いられていたので、庶民には普及していなかったそうです。

 

庶民がスプーンを使用するようになったのは17~18世紀頃のこと。
当時からすでに美しい形状のティースプーンが使用されていたそうです。

現在は、スプーンのボウルが凹んだ側が表と認識されていますが、18世紀に流行したティースプーンはボウルの裏側が表としてデザインされていたとのこと。
ある意味では斬新なデザインともいえますね。

 

19世紀頃になると、スプーン・ナイフ・フォークがセットとなった「カトラリー」が普及します。
19世紀のティースプーンは、同じデザインで3サイズ展開をしていたとの記録も残っているんですよ!

アンティークスプーンに興味がある方は、3サイズ揃えたいと思うことでしょう♪

 

19~20世紀には、アフタヌーンティー用の小さめのティースプーンが流行していたといわれています。
今ではアフタヌーンティー用のスプーンは見かけないため、大変興味深いですね。

 

少し気が早いですが、12月のクリスマスや年越しに向けて、皆さんもティーアイテムやおいしい紅茶の準備をしませんか?

【hpuri】

 

<参考商品>