ネトルは草木の香りが清々しいハーブ♬イギリスでは春を象徴する植物!

オレンジや黄色の花が鮮やかなマリーゴールドは太陽のハーブで有名です♪
2021年2月6日
レッドサンダルウッドは高級家具や三味線に使われる木材!日本では貴重な銘木です
2021年2月15日
オレンジや黄色の花が鮮やかなマリーゴールドは太陽のハーブで有名です♪
2021年2月6日
レッドサンダルウッドは高級家具や三味線に使われる木材!日本では貴重な銘木です
2021年2月15日

 

皆さん、こんにちは(^∇^)

前回はマリーゴールドの特徴や種類、使用用途についてご紹介しました。

TeaTotalのお茶でも原材料として使用されているマリーゴールドは、元気になりたいときや女性特有の悩みを解消したいときにおすすめです!

 

 

今は3月の年度末に向けて忙しくなるため、ストレスが溜まりやすい時期ですから、ハーブを活用して心身ともに健康に春を迎えましょう♪

 

…といっても、暦の上ではもう春なんですよね。
例年は2月4日が立春だといわれてきましたが、今年は少し早く2月3日が立春だったそうです。
日本では春を象徴する植物として桜や梅、チューリップなどが代表的ですが、海外ではほかの植物が有名だったりしますよね。

 

例えば、イギリスで春を象徴する植物といえば“ネトル”と呼ばれるハーブだと言われています。
ネトルはTeaTotalのマヌカフラワーティーの原材料にもなっていますよ(^∇^)

 

 

※ セイヨウイラクサ

 

 

ネトルはイラクサ科イラクサ属の多年生植物です。

和名では単純に「イラクサ」と呼ばれます。

主な原産地はヨーロッパからアジアです。
日本でも本州南側や四国、九州、北海道に自生します。

 

ネトルの語源は英語の「Needle(ニードル)」すなわち針です。
イラクサ科を意味するラテン語の「Urtica(ウルティカ)はトゲトゲするという意味をもち、生長すると30~50㎝の高さになり、四角くトゲのある茎が特徴的で、葉っぱにもトゲがあります。
ネトルを手で触るとトゲが刺さって痛みを感じるため、採取のときは厚めの手袋をすると良いと言われます。

 

ケルト民族の間では呪いを解くハーブとされており、ユダヤ民族の間では人を病気から守る重要な植物として崇められていたといいます。

収穫時期である6~9月になると、葉腋から円錐型をした白っぽい緑や淡い緑色の花を咲かせます。

 

ヨーロッパでは2000年以上前から食用や薬用で使用されてきました。
古代ギリシア時代には、「薬学の父」と呼ばれた医師・ディオスコリデスらが重宝していたと伝えられます。

現在も、特にイギリスでは身近な野草として知られ、空き地や公園、歩道などどこでも見かけることができます。

 

ヨーロッパや北米に自生する近縁種「セイヨウイラクサ」もイラクサと呼ばれることがありますが、日本に自生するイラクサとは異なります。
しかし、最近はこちらのセイヨウイラクサが薬用で用いられることが多くなっています。

 

 

 

主にハーブティーとして、葉っぱ(ネトルリーフ)から根っこ(ネトルルート)まですべてが使用されています。

全草を採取した後、日干しして乾燥させたものをお湯で淹れれば、草木のような清々しい香りが広がります。
日本茶のような甘みのあるさっぱりとした味をしているのも特徴的です。

 

ネトルは単体でハーブティーとしても飲まれますが、TeaTotalのようにほかのハーブとブレンドされたハーブティーも人気です。

ネトルには抗ヒスタミン成分「スコポレチン」が含まれるため、花粉症やアレルギー性鼻炎、喘息などに効果的であり、ネトルリーフティーはアレルギー症状の緩和を目的に使用されてきました。

ヨーロッパではアレルギー対策として、ネトルを取り入れた春季療法を実践しているそうですよ!

ドイツのハーブ専門委員会「コミッションE」でもアレルギーの炎症を抑制する効果があるとして登録されています♪

また、薬学の父と呼ばれたディオスコリデス医師により、ネトルリーフには利尿作用があり便秘に効くことも報告されているといいます。

ネトルルートはハーブティーやスープに使用される以外にも、シャンプーやコンディショナー、化粧品などの原材料として使用されています。
多糖類や植物ステロールが含まれており、前立腺肥大や頻尿の改善、脱毛やフケの予防などに効果があるとされています。

 

 

 

豊富なビタミンが含まれるネトルは、天然のマルチビタミンと呼ばれることも。
たくさんの効果効能が期待できるのは嬉しいですね♪

 

・鉄分による貧血の予防
・クロロフィルによる血液サラサラ効果
・ケルセチンによるアレルギー症状軽減、抗炎症作用
・ビタミンCによる鉄分吸収力向上、抗酸化作用
・ビタミンAによる目や皮膚の健康維持

 

花粉症の原因になる植物は、スギやヒノキ、ブタクサなどが挙げられますが、これらは春だけでなく一年中花粉を飛散させています。

冬の花粉症はスギ花粉やヒノキ花粉がメインですが、アレルギーを持っている方であれば鼻水やくしゃみなどの症状が辛いことでしょう。

 

ネトルのほかにリコリスルートも抗アレルギーや抗炎症作用があるハーブです。

冬から春にかけての花粉症対策として、この二つのハーブが含まれているTeaTotalのマヌカフラワーティーをおすすめします(^∇^)
清々しい春を迎えられるといいですね♪

【hpuri】

↓ティートータルのおススメ商品はこちら↓

<参考商品>