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2024年5月1日皆さん、こんにちは。ライターのhpuriです。
ひと月ほど前、紅茶ラテやラテアートをご紹介したことを覚えていらっしゃるでしょうか。
スチームミルクを作れるようになったところで、紅茶ラテアートづくりを始めたいと思っています。
とはいえ、本格的なラテアートは初心者には敷居が高そうなイメージです。
ネットで調べてみると、ラテアートがこなせるようになるまで1年単位で練習が必要だったという人も少なくありません。
まずは、基本的なラテアートの種類や描き方を理解して、自宅で簡単にできるやり方からチャレンジしていきます。
今回は、その前段階として、ラテアートの知識をご紹介していきます!
●ラテアートの主な種類はフリーポアとエッチング
ラテアートの描き方は主に2種類に分けられており、それぞれ「フリーポア」と「エッチング」と呼ばれています。
①フリーポア
フリーポアとは、スチームミルクを飲み物(ここでは紅茶)の入ったカップに注ぐ動作でラテアートを描く方法です。
ミルクピッチャーに入ったミルクをカップに注ぐタイミングや角度、高さなどが仕上がりに影響するため、大変難易度の高い方法といわれています。
フリー=何も道具を使用しない、ポア=注ぐという意味を持っており、淹れる人の腕にすべてがかかってくるといっても過言ではありませんね。
紅茶ラテでも定番のハート型やチューリップ、リーフ(葉)などは初心者向けのモチーフと言われています。
②エッチング
一方、エッチングとは、紅茶の入ったカップにスチームミルクやフォームミルクを注ぎ、専用のピックやスプーンを用いて模様や絵を描く方法です。
フリーポアよりも表現の幅が広がる分、難易度も高いとされています。
比較的新しいラテアートの手法である「3Dラテアート」は、エッチングの進化系です。
テレビや雑誌などで見たことがある人も多いと思いますが、カップから立体的な動物の顔が飛び出しているようなラテアートが3Dラテアートです。
どちらもラテアート初心者には難しそうに思えますが、自分だけのオリジナルラテアートを作るというのは魅力的ですよね。
急がず、少しずつマスターしていければよいと思います。
●ラテアートのフリーポアの基本的な作り方
はじめに、ラテアートのフリーポアの基本的な作り方や注意ポイントをチェックしていきましょう。
ここでは、ラテアートの中でももっとも初心者向けといわれるハート型の描き方をご紹介します。
<1>通常よりも濃いめに淹れた紅茶をカップに注ぎます。
<2>ミルクを鍋や電子レンジで60℃前後に温めます。
<3>ミルクフォーマー(カプチーノミキサー)でミルクを泡立ててフォームミルクを作ります。
<4>紅茶のカップにフォームミルクを注ぎ、紅茶とミルクが程よく混ざるまで待ちます。
<5>ミルクピッチャーの注ぎ口を紅茶の表面に近づけ、円形を作ります。
<6>ピッチャーの先端で円形に切り込みを入れるようにして、ハート形を作ります。
フリーポアのポイントは、フォームミルクを注ぐ時にカップを45℃に傾けることです。
ミルクを注ぎながらカップを水平に戻すのですが、この時にピッチャーの注ぎ口を動かさないようにすることが重要です。
ミルクを注ぐスピードがハートの大きさに影響するため、好きな大きさが作れるようになるまで練習が必要でしょう。
●ラテアートのエッチングの基本的な作り方
つづいて、ラテアートの上級者向けといわれるエッチングの作り方です。
フォームミルクを作る手順までは、フリーポアでご紹介した<1>~<3>と同じです。
ここでは、エッチングの手法で描きやすいクマのラテアートの作り方をご紹介します。
<1>紅茶の入ったカップにフォームミルクを注ぎ、大きめの円を作ります。
<2>円の下側に小さめの円を作って、クマの鼻部分を描きます。
<3>小さめのスプーンでフォームミルクをすくい、耳などのパーツを描きます。
<4>チョコレートソースなどを用いて、ピックで目や口、鼻などのパーツを描いていきます。
ピックが自宅にない場合は、爪楊枝や竹串、耳かきなどで代用可能です。
ラテアートのエッチングではスピード感が重要といわれているため、なるべく早く仕上げるように意識したいですね。
また、ラテアートでは、ミルクの層を分け隔つ「クレマ」という部分が重要になります。
クレマとは、フォームミルクを注いだ紅茶の表面にできる赤茶色の泡の層です。
クレマがあることで、ラテアートが成り立つといっても過言ではありません。
紅茶ラテアートの完成度を上げるためにも、早く上達するためにも、上質でおいしい紅茶の茶葉を使用したいところです。
ラテアートではミルクフォーマーやピック、チョコレートソースなど準備するものがいくつかありますが、どれも100均で購入できるものばかりです。
しかし、ラテアートの習得には時間がかかりそうですから、フリーポアからエッチングへと、段階的に練習していくのが良いでしょう!
私も、これから気長に紅茶ラテアートの練習を重ねていこうと思いますので、機会があればまたご紹介させていただきます。
【hpuri】
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