ハーブティーの効果・効能|ハーブの正しい保存方法
2018年10月16日ハーブティーの効果・効能|飲み過ぎによる副作用は?
2018年10月18日ハーブティーは心の特効薬
ハーブの種類は3000から5000ともいわれています。
その多くが香りを持ち、古くから美容や薬用に利用されてきました。
ハーブといわれているのは薬草のほかに、自然の葉や花、果実や樹皮などをお茶として用いたものの総称です。
使い方は生のままや乾燥させて、また一種類か数種類をブレンドして用います。
どちらもデパートやスーパーなどで入手できますし、育てやすいハーブもありますのでガーデニングでも栽培することが可能です。
ハーブの種類によっては気分をリラックスさせる、消化作用を助けたり腹痛にも効果があるとされているハーブもあります。
またハーブティーにはカフェインが含まれていないので、眠れなくなる心配もなく穏やかな効能なので安心して飲むことができます。
気分や体調に合わせたハーブを選んで、オリジナルのハーブティーでその香りや風味を楽しんでください。
私たちはハーブティーそのものを飲んで味わうという行為だけでなく、ハーブティーを入れるときに漂う高い香り、道具や茶器を選ぶ時間なども含めて楽しいと感じ、心の余裕を取り戻すものです。
そうであればこそ簡単に手軽にハーブティーを入れるということよりも、むしろ少し時間をかけて丁寧にいれるプロセスを楽しみたいものです。
良いハーブを選んで、その日の気候や時間帯に合わせて茶器を選び、お茶の濃さにまで気を配ることが大切です。
朝はさらりと薄めに入れたハーブティーを、昼食や夕食後には香りにボリューム感のあるハーブティーを濃いめにいれる、そんな心配りこそがティータイムの達人への極意かもしれません。
庭先やベランダで育てたハーブを朝のうちに摘んで紅茶に添える。
季節のフルーツや少しのリキュールを加えて普段とは違うハーブティーを用意する。
友達や家族を驚かせる。
そんな心の遊びは、私たちをストレスから解放してくれる特効薬といってもいいでしょう。
お腹の調子を整えてくれるハーブ
腹痛などお腹の調子が悪くなったときに、効果があるハーブもあります。
そのハーブはジンジャーやキャットニップ、ワイルドストロベリーなどのハーブたちです。
ジンジャーというのは料理に広く活用されている、あのショウガのことになります。
ちょっと刺激的な味と香りですが日頃親しんでいるので、大きな驚きはないでしょう。
ドライが一般的ですが生のショウガを使っても効能があります。
どちらも蜂蜜を少し加えると飲みやすくなり、体を温めて汗を出す働きがあるので風邪の引き始めに有効で、胃液を分泌して食欲を増進させるので食欲不振、吐き気、胃もたれにもおすすめです。
キャットニップは、シソ科のミントの仲間でイギリスでは花壇の縁取りなどに用いられています。
猫の大好物で茎や葉を口にすると、一種の酩酊状態になってしまうのです。
ミント系のさわやかな香りですが、スペアミントやペパーミントほど強くはありません。
シングルでも楽しめますし、ブレンドティーにも向いています。
強い発汗作用があるので風邪やインフルエンザに有効です。
鎮静作用、消化促進作用があるので子供のお腹の下痢にも優しく効果が表れてきます。
普通に市販されているストロベリーは、食用に品種改良されたオランダいちごですがハーブティーに使うのは葉も実もそれよりずっと小さな、蛇イチゴの仲間です。
ワイルドストロベリーの和名はエゾヘビイチゴ、古くからヨーロッパに自生していたものがアジアの北部や北アメリカに伝えられたといわれています。
この果実は香りが高くワイルドな味わいですが、ハーブティーとして使うのは果実ではなく葉の部分です。
こちらはほのかな草の香りがし、素朴な味わいになっています。
鉄分やカルシウム、リンを含み腎機能を高め体内が浄化され、水太りによる体のむくみや便秘を解消するのです。
関節炎、痛風などの症状を和らげ胃腸の調子を整える効能もあります。
ラズベリーリーフやストロベリーリーフをブレンドしたティー