紅茶のティーバッグの意外な発祥とは?メリットやおいしい淹れ方も解説!

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皆さん、こんにちは(^∇^)
前回は冬に甘いものが食べたくなる理由や紅茶と相性の良い砂糖の種類をご紹介しました。

 

紅茶の飲み方はまだまだ奥が深いです。
砂糖を入れる派入れない派というのは紅茶の世界で多く見かける論点ですが、他にも語れる部分は多そう。

 

例えば、皆さんは茶葉をティーポットに入れる方が好きですか?それとも、ティーバッグをカップに直接入れる方が好きですか?
さまざまな意見があると思いますが、紅茶を手軽に楽しむならティーバッグの方が便利です。

今回は、そんなティーバッグの歴史やメリット、おいしい淹れ方についてご紹介します!

 

 

 

●紅茶のティーバッグの歴史を学ぼう!発明されたのは偶然?

 

紅茶のティーバッグとは、茶葉の入った小さな袋のことです。
現在では当たり前のように使用されていますが、最初に考案されたのは明治時代に入ってからといわれています。
ティーバッグを発明した人物については以下の2つの説があります。

 

・1896年(明治29年)にイギリス人のスミスが発明したというもの。

ティースプーン1杯分の茶葉をガーゼに包んで糸で綴じたものを開発し、ロンドンで特許を取りました。
ガーゼの形状が球型だったため、当時は「ティーボール」「ティーエッグ」と呼ばれていました。
しかし、イギリスでは受け入れられず、一般には普及しなかったといいます。

 

・1908年(明治41年)にイギリス人のトーマス・サリバンが発明したというもの。

貿易商だった彼は、紅茶の茶葉を木綿の袋に入れ、商品サンプルとしてアメリカの小売業者に送りました。
受け取った業者が「茶葉をティーポットに入れる手間が省ける」と思い、そのままお湯に浸けて紅茶を抽出したといいます。

 

どちらの説も真実味がありますが、ティーバッグの紅茶が商品として流通するようになったのは、1920年頃のことです。
当時はアメリカで大流行となり、ティーバッグの素材も木綿や絹から濾紙に変わっていきました。

 

 

 

 

●現在はティーバッグ派が大多数?日本やイギリスで普及したのはいつ?

 

1930年代になると、手作業で製造されていたのが、工場の機械で袋詰めできるまでになります。

しかし、紅茶の本場といわれるイギリスでは、ティーバッグがなかなか浸透しなかったといわれています。
1960年頃から一般に販売されるようになりましたが、始めのうちは見向きもされなかったんだとか。

 

が、不思議なことに、現在のイギリスでは95%以上の人がティーバッグ派だといいます。
どこでどのような意識の変化があったのか…気になりますね!

 

ティーバッグが日本に入ってきたのは、1965年頃のこと。
ドイツ製のティーバッグ製造機器が導入されたのを機に一般家庭に普及していきます。
手作業で手間暇かかっていたのが、短時間で大量生産できるようになったのです。

 

 

 

●ティーバッグで紅茶を淹れるメリットとは?

 

市販の紅茶はティーバッグで売られているものが多いため、「リーフティー(茶葉)に比べて品質が落ちるのでは?」と勘違いしてしまいがちです。
しかし実際は、ティーバッグに入っている・入っていないは品質に関係ありません。
茶葉の品質が悪ければおいしくないでしょうし、ティーバッグでも品質の高い商品はたくさんあります。

では、ティーバッグで紅茶を淹れるメリットとは何でしょうか。

3つのメリットを確認しておきましょう。

 

<1>ポットに入れる手間が省ける

リーフティーを飲むときは、ティーポットに入れてお湯を注ぎ、飲み終わったら茶葉の処理をしなくてはなりません。
ティーポットの茶葉を捨てて洗うという工程は、忙しい時だと面倒に感じます。

しかし、ティーバッグであれば、ポットに入れたり後片付けしたりする手間が省けます。
捨てる時もティーバッグをそのままゴミ箱にポイっとするだけでOKです。

 

<2>計量しなくても良い

リーフティーを飲むときは、茶葉を計量しなければならず、分量を間違えてしまうことがあります。
茶葉を増やしたり減らしたりして自分好みの濃さにできる所はリーフティーの魅力といえますね♪

紅茶初心者の人は、計量が難しいと感じることもあるでしょう。ティーバッグはあらかじめ適量の茶葉が小分けされているため、間違える心配がありません。

<3>細かい茶葉が出てこない

細かい茶葉(ティーダスト)は渋みや苦みのもとになるため、できれば混ぜたくないところ。
ティーバッグの網は茶漉しの網よりも目が細かいため、ティーダストが出てきにくいというメリットがあります。

 

 

 

 

手間が省けるといえども、ティーバッグを使う時もできればティーポットに入れた方が良いといわれています。
茶葉をポットの中で躍らせると、成分がしっかり抽出されるんですよ♪

 

おいしい紅茶を飲むためには、手間暇をかけることが大切といえます(^∇^)
「どうしてもリーフティーが面倒だ」という人は、時間のある時に茶葉をティーバッグにセットしておくという方法もあります。

TeaTotalはリーフティーがメインですが、ティーバッグタイプの商品もあるため、チェックしてみてくださいね!

【hpuri】

<参考商品>