イギリス人は1日7回紅茶を飲むのが当たり前!?イギリスの紅茶習慣がすごい!

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皆さん、こんにちは(^∇^)
前回は紅茶のマメ知識として、紅茶好きの偉人をご紹介しました。

フランス国王から英国王室の王女、一世を風靡した詩人までさまざまな偉人が紅茶をこよなく愛していたことが分かりました。

 

 

イギリスで紅茶文化が広まったのは1662年のことです。
ポルトガルの王家からイギリス王室へ嫁いだキャサリンが、宮廷でお茶を嗜んでいたことが、イギリス人の紅茶好きに大きな影響を与えたと言われています。

 

皆さんの中にも、朝昼晩と紅茶を飲むという人はいらっしゃると思います。
ですが、イギリスでは1日7回も紅茶を飲むのが常識なんだとか!?

しかも、それぞれのティータイムにはちゃんと名称がつけられているんですよ!

 

 

 

1.Early morning tea(アーリーモーニングティー)

 

1日の朝、目が覚めてすぐにいただく紅茶のことです。
といっても、食卓で朝食と一緒に楽しむのではなく、ベッドの中で飲むのが「Early morning tea」なんですよ!

もともとはヴィクトリア朝時代の貴族の風習で、夫が妻のために紅茶を淹れてベッドに持っていくというものでした。
「女性にやさしい」と言われるイギリス人ならではの習慣ですね♪

 

 

2.Breakfast tea(ブレックファーストティー)

 

文字通り、朝食と共に楽しむ紅茶のことです。
18世紀、イギリスのアン王女が始めた習慣です。

日本人は朝食を食べない人も多いですが、イギリスの朝食はボリュームがあり、時間をかけて食べるのが一般的です。
一晩の断食(ファスト)を破る(ブレイク)という意味があります。

 

3.Elevenses(イレブンジス)

 

午前11時、仕事や勉強の合間にとる短いティータイムです。
ヴィクトリア朝時代のメイドが、仕事の休憩中に紅茶を飲んで一息ついていたのがきっかけとなりました。
イレブンジスでは、お菓子と一緒に紅茶を飲みます。

 

 

 

 

4.Lunch tea(ランチティー)

 

イギリスのランチタイムは13時ごろです。
その昼食とともに飲む紅茶をランチティーと呼びます。
朝食を多めにとる分、昼食はサンドウィッチなどの軽食をとるのが一般的です。

 

5.Afternoon tea(アフタヌーンティー)

 

午後3時から4時ごろに軽食と一緒に楽しむ紅茶のことです。
19世紀半ばに、ベッドフォード公爵夫人のアンナ・マリアが午後5時頃に紅茶とサンドウィッチ、スコーンなどを女性客にふるまったのが始まりと言われています。

最初は空腹を満たすために一人で行っていた習慣でしたが、後に婦人たちと一緒に嗜むようになり、社交の場となりました。
現代では、来客の際や休日にアフタヌーンティーが行われています。

 

6.Afterdinner tea(アフターディナーティー)

 

午後8時ごろ、夕食後に飲む紅茶のことです。
チョコレートのような甘いお菓子を食べたり、お酒を入れて紅茶を飲んだりするくつろぎのひと時です。
19世紀では、男性は書斎へ、女性は応接室へ行きそれぞれ会話を楽しんでいました。

 

7.Night tea(ナイトティー)

 

就寝前に飲む紅茶のことです。
カフェインで寝つきが悪くなるのを防ぐため、ハーブティーが選ばれることもあります。

 

 

 

イギリスには1日10回のティータイムがあった時代もあると言われており、現代でもそういった習慣を持つ紅茶好きさんはいることでしょう。
先述の7つのティータイムの他に、3つのティータイムが設けられることもあります。

 

●ミッディ・ティーブレイク

 

午後4時頃の短いティータイムです。アフタヌーンティーと同じ時間帯ですが、こちらは比較的カジュアルに紅茶を楽しみます。
クッキーやショートブレッドが定番のお菓子です。

 

●ハイ・ティー

午後5時頃に肉料理や魚料理。卵料理とともに楽しむ紅茶です。
イギリスの農村地帯やスコットランドの労働者たちが始めました。
食卓のハイテーブルで飲むことから、ハイ・ティーという名が付きました。

 

●ファイブオクロック

 

午後5時頃に軽食と共に飲む紅茶です。

ハイ・ティーと同じ時間帯ですが、こちらは軽食やお菓子をつまむティータイムとなります。

 

 

 

※アールグレイスペシャルティー

 

 

今回は、イギリス流10のティータイムをご紹介しました。
日本茶にも作法があるように、紅茶の淹れ方にも独自の作法があります。

なんだか難しそう…なイメージですが、日常的にはビスケットを紅茶に浸した「ダンク」という食べ方をするというので、意外と気軽なのかなぁと思いました(^∇^)

 

イギリス流ティータイムのマナーでもっとも大切なのが、「お茶を楽しむ心」なんだそうですよ♪

イギリスの紅茶習慣に憧れる方は、まず紅茶を心から好きになることを大切にしてください♪

イギリスではほとんどの人が紅茶にミルクを入れて飲むというので、ミルクティーを自己流で研究してみるのも良いと思います。

 

TeaTotalのアールグレイスペシャルティーはミルクとの相性も抜群です!
ストレートとミルク、レモンなど、味の違いをいろいろと比較してみてくださいね(^∇^)

 

【hpuri】

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