花粉症はハーブティーで対策!ネトルの抗ヒスタミン作用ってどんなもの?

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ネトルの自然の力がもたらす効能

 

ネトルとは緑茶のような香りのするヨーロッパ原産のハーブで、日本では「西洋イラクサ」とも呼ばれています。
ネトルは英語で針を意味する「ニードル」だと、由来されています。

その由来の通り、葉の輪郭はギザギザとし、茎や葉に無数のトゲだらけです。

その身を守る、物々しい風格だけに、ネトルは秘めた力を備えています。
ビタミンCや鉄分、マグネシウムなどの人間に必要とされる栄養素のほか、効能として抗ヒスタミン作用が花粉症に効果的だと言われています。

 

体内に花粉が入ってきた際に、花粉を「異物」とみなし、排除しようと鼻水やくしゃみなどの症状を引き起こすのが花粉症です。

この鼻水やくしゃみを引き起こすアレルギー反応は、ヒスタミンという誘発物質が影響しているため、これを抑えることで症状を緩和させることができます。
急に発症する場合や風邪の症状とよく似ているため間違いやすく、花粉情報や症状に注意して早めのケアが大切です。

 

花粉症対策としてマスクをしたり、薬を飲んだりする方法があります。
しかし、薬を飲むよりもネトルのハーブティーを飲んだ方が身体に優しいと愛飲される方もいるようです。
もちろん個人差はありますが、症状が出ていない、または症状が軽い方には予防としても取り入れることができます。

 

前述した通り、花粉症は急に発症することがありますので、ネトルはおすすめです。

アレルギー反応を引き起こす点では、ヒスタミンは厄介者扱いとされますが、実は脳を活性化するという役割を持っています。
抗ヒスタミンを過剰に摂取してしまうと、この作用を阻害してしまうため、判断が鈍くなったり、眠くなったりと言ったデメリットがあります。
車の運転やテスト前など、集中が必要な場面では控えた方が良いでしょう。

 

ネトルは育てやすいハーブとされますが、トゲには十分な注意が必要です。
ゴム手袋をつけて収穫するなど素手でさわらないようにしてください。
乾燥させたドライハーブであれば、トゲもないので安心です。

 

 

ネトルのハーブティーを飲むタイミングや注意点

 

花粉症は症状が出てからではなく、出る前に対策することが大切です。

冬は代謝が落ちやすく、栄養を溜め込みやすい状態です。春先に多いとされる花粉には、冬のうちから少しずつ花粉に負けない体づくりを心がけましょう。
ネトルのハーブティーはホットで飲めば、身体も温まりますので、冬に飲むのもおすすめです。

 

ネトルのハーブティーは、ほのかな甘みと、ふんわりとした優しい草の香りが特徴的です。
とても飲みやすく、香りによるリラックス効果も期待できますので、日常茶としても受け入れられています。

ティーポットを用意して、お湯300mlにつきティースプーン2杯程度、蒸らし時間は3分ほどとお手軽です。
飲むタイミングは食後1日3回程度を目安にし、習慣づけてみてはいかがでしょうか。

 

ネトルは鉄分を含むため、貧血や母乳の質を上げると言われています。
母乳の成分はほとんど血液と同じです。
赤血球を取り込んでいないため、赤くは見えませんが、ネトルの鉄分はお母さんにも優しい成分です。

 

ただ、ネトルに含まれる成分が子宮に影響があるのではないか、という説があるため妊娠中は控えた方が良いかもしれません。
妊娠中に飲んでいたという方もいますが、医師の判断を仰ぐべきでしょう。

ネトルはノンカフェインですので、子供さんでも飲みやすいものになっています。

ただし、身体が小さい分だけ抗ヒスタミン作用を強く受けやすく、大量摂取しないことが大前提とされています。
それぞれの体質や体調もありますので、花粉症対策として毎日飲む場合には、かかりつけのお医者さんに相談することをおすすめします。

 

ネトルのハーブティーは、飲むタイミングや容量に注意すれば、花粉症対策に一役買ってくれる頼もしいアイテムです。
皆さんも自然の力を借りて、ほっと一息してみませんか。

 

ネトルをブレンドしたハーブティー

マヌカフラワーティー