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2024年8月27日皆さん、こんにちは。ライターのhpuriです。
お盆休みが明けて、夏の疲れを感じ始める人が増えたと思います。
厳しい暑さで体力が消耗しやすく、食欲不振に悩む時期ですが、皆さんは栄養をきちんと摂っていますか?
普段の食事では、ただ栄養を摂るだけでなく、食べ物や飲み物との食べ合わせを考えることをおすすめします。
食事に含まれている栄養素は、同時に摂取するものによって吸収率の良し悪しや体への負担に影響を与えることがあるんですよ!
紅茶にも食べ合わせというものがあるため、タイミング良く飲めばより健康や美容に役立てられます。
今回は、紅茶と相性の良い・悪い食べ物や飲み物を調査してみました。
●紅茶に含まれる栄養成分や効果効能をチェック!
まずは、紅茶に含まれる栄養成分や効果効能をチェックしてみましょう。
紅茶100g(抽出液)あたりに含まれる代表的な栄養成分は以下の通りです。
・エネルギー 1kcal
・たんぱく質 0.1g
・脂質 0g
・炭水化物 0.1g
・ナトリウム 1㎎
・カリウム 8㎎
・カルシウム 1㎎
・マグネシウム 1㎎
・リン 2㎎
・ビタミンK 6μg
・葉酸 3μg
※出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
紅茶はカロリーがほとんどなく、ダイエットの天敵とされる脂質や炭水化物もほとんど含まれていません。
砂糖や甘味料が含まれていない商品であれば、ダイエット向きの飲み物といえます。
一方、ナトリウムやカリウム、リンなどのミネラルが含まれており、熱中症予防に効果的です。
紅茶に多いカリウムは、ナトリウムを体の外に排出する効果があるため、塩分による血圧の上昇を抑える作用も持ちます。
こうして栄養面から見てみると、「紅茶を飲むと長生きできる」と言われているのも納得ですね!
●紅茶と食べ合わせの相性が良いもの
紅茶は程よい苦みと渋みがあるため、食事と一緒に飲むと口の中をさっぱりさせてくれます。
食べ合わせの面でも、紅茶に含まれるカフェインには脂肪を分解する作用や基礎代謝を向上させる作用があるため、カロリーが気になる食事の際に適しています。
例えば、糖分の含まれるお菓子やスイーツ、脂質の多い肉料理などです。
紅茶に含まれる紅茶ポリフェノールには、糖の吸収スピードを緩やかにする作用があるため、食後の血糖値上昇を抑制するのに効果的です。
糖分が含まれる食べ物と一緒に飲む場合は、砂糖を入れないストレートティーをおすすめします。
せっかく紅茶に血糖値上昇を抑制する作用があっても、砂糖を摂り過ぎては逆効果になってしまうからです。
違った視点から考えてみると、「紅茶に含まれない栄養素を含むもの」と一緒に摂ることも大切だと思います。
基本的に、紅茶にはビタミンCが含まれていないため、ビタミンCを多く摂りたい時は、レモン果汁や柑橘系のフルーツなど、ビタミンCを多く含むものをプラスしてみましょう。
柑橘系のジュースとのセパレートティーは夏に最適ですよ♪
また、紅茶に含まれないビタミンEやDを多く含む食材と一緒に摂るのも良いです。
ビタミンEを多く含むナッツ類は、紅茶との相性(ペアリング)も抜群です。
アーモンドやくるみ、ピーナッツが使われたお菓子と紅茶の組み合わせは絶妙ですよ!
ビタミンDを摂りたい時は、ミルクティーやヨーグルトティーにして飲むのがおすすめです。
●紅茶と食べ合わせの相性が悪いもの
紅茶に含まれる渋み成分「タンニン」には、鉄分の一種である非ヘム鉄の吸収を阻害する作用があります。
そのため、非ヘム鉄を多く含む食材とは相性が悪いといえます。
非ヘム鉄を多く含む食材には、小松菜やホウレン草などの野菜類、納豆や大豆などの豆類、ひじきなどの海藻類、プルーンやレーズンなどの果物が挙げられます。
非ヘム鉄は通常でも吸収率が5%程度といわれているように、吸収されにくい性質があります。
鉄分をしっかり摂取したい時は、これらの食材と一緒に紅茶を飲むのは控えた方がよさそうです。
非ヘム鉄はビタミンCを一緒に摂ると吸収率が上がるため、ローズヒップティーやフルーツティーなどと組み合わせるのがベターです。
同じ鉄分でも、レバーや赤身の肉に含まれるヘム鉄は吸収率に影響がないといわれているので、特に気にする必要はないでしょう。
紅茶をミルクティーで飲む習慣のある人は、とうもろこしとの食べ合わせにも注意してください。
牛乳もとうもろこしも腸の蠕動運動を活発にする食材ですので、同時に摂取するとお腹を下しやすくなるといわれています。
また、とうもろこしの食物繊維には、牛乳のカルシウムの吸収を阻害する作用があります。
とうもろこしを食べる時は、ミルクティーを飲みすぎないようにしましょう。
食材ではありませんが、医薬品との飲み合わせにも注意が必要です。
医薬品は基本的に水やぬるま湯で飲むことが推奨されていますが、お茶や紅茶で飲むという人も少なからずいると思います。
薬の中でも、風邪薬やアレルギー性鼻炎の薬には、カフェインが含まれているものがあります。
紅茶などカフェインの含まれるもので服用すると、カフェインの過剰摂取になる恐れがあるといわれています。
また、紅茶のタンニンが薬の効き目を抑えたり強くしたりすることがあるため、医薬品を紅茶で飲むのは避けた方が無難です。
今回ご紹介した食べ合わせを参考に、紅茶を健康や美容に役立ててくださいね!
【hpuri】
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