11月1日は紅茶の日!世界の紅茶文化や紅茶の楽しみ方をご紹介♪

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皆さん、こんにちは。ライターのhpuriです(^∇^)

遅い秋の到来ということで、ようやく気候が安定したように思えます。
「紅葉を楽しみながら紅茶をいただく」という贅沢な秋の過ごし方をしてみたいものです。

 

本格的な秋を迎えると、アイスティーからホットティーに切り替えるという人も多いのではないでしょうか。
11月1日は紅茶の日!温かい紅茶がおいしくなる季節、好みのアレンジで紅茶を楽しみたいですね。

 

歴史が異なるのと同じく、紅茶文化は国によって大きく違います。
この機会に、世界の紅茶文化や紅茶の楽しみ方を知り、いつもと違うティータイムを過ごしてみませんか?

 

 

●11月1日は紅茶の日!日本の紅茶文化をおさらいしよう

 

11月1日が紅茶の日となった由来は、今から200年以上も前の出来事がきっかけです。

1791年の11月に、ロシアに漂流した大黒屋光太夫がエカテリーナ2世に茶会に招かれました。
そこで、日本人で初めて本格的な紅茶を飲んだことから、11月1日が紅茶の日になったのです。

ちなみに、紅茶の日が制定されたのは、1983年のこと。1939年に設立された「日本紅茶協会」によって定められました。

 

現代につながる日本の紅茶文化の始まりは、明治時代にまで遡ります。
1887年にイギリスから初めて紅茶が輸入され、富裕層を中心に愛されるようになりました。

最初に輸入されたのは、わずか100㎏だったといいます。ヨーロッパ文化への憧れが、紅茶を輸入するきっかけになったようです。

 

最近ではペットボトルや紙パックに入ったアレンジティーが店頭に並んでおり、より紅茶が身近なものになっている印象です。
紅茶は古さを感じさせない文化ですから、意外な歴史の深さに驚かされます。

 

 

 

●イギリスの紅茶文化や紅茶の楽しみ方

 

「紅茶といえばイギリス」「イギリスは紅茶の国」というイメージを持つ人も多いと思います。

そのイメージ通り、イギリスでは紅茶が当たり前のように飲まれています。
ほとんどのイギリス人が1日に何杯も紅茶を飲み、1人あたり最大10杯飲むともいわれています。

 

そんなイギリスでは、1662年にポルトガルの王女・キャサリンがイギリス王室に紅茶を持ち込んだのを機に、貴族の間で紅茶が流行するようになりました。
当時は砂糖を入れた紅茶が嗜まれていましたが、現在のイギリスではミルクティーが一般的になっています。

 

16時頃に飲むアフタヌーンティーを始め、1日に複数回お茶の時間が設けられており、紅茶が生活の一部になっていることが分かります。

 

●トルコの紅茶文化や紅茶の楽しみ方

 

紅茶=イギリスのイメージがありますが、実はトルコも紅茶大国なんですよ!
「世界で一番紅茶を飲む国はトルコ」というデータもあるといいます。

 

トルコでは、一人当たりの紅茶の年間消費量は約3㎏。
日本人の紅茶の年間消費量が一人当たり約1㎏ですから、約3倍も多く紅茶を飲んでいることになります。

 

トルコでの紅茶の歴史は1930年に始まりました。
グルジアから70トンの茶の種が輸入され、リゼ地方で栽培されるようになったのを機に、紅茶文化が根付いていきました。

 

トルコでの紅茶の楽しみ方は、独特の「トルコチャイ」が主流です。

トルコチャイは、茶葉を煮出して濃い紅茶を作った後にお湯で薄め、砂糖を入れて飲むスタイルが特徴的。
ある程度の濃さで抽出を止める他国の紅茶の作り方とは異なります。

紅茶の作り方が違えば味にも違いがあるものです。個人的に、トルコチャイを作ってみたいと思いました。

 

 

●マレーシアの紅茶文化や紅茶の楽しみ方

 

マレーシアでは、イギリスの植民地時代に紅茶の文化が始まりました。
1929年、イギリス人で実業家のJ.A.ラッセルが、マレーシアのキャメロンハイランド高原で茶園を開いたのがきっかけです。

 

J.A.ラッセルが創立した茶園「ボーティー(BOH TEA)」は、海抜1500mのジャングルを開拓して作られました。
キャメロンハイランドの温暖な気候や昼夜の寒暖差が紅茶の栽培に適していたそうです。

 

マレーシアには、「テ・タリック」という紅茶の楽しみ方があります。

濃い紅茶に練乳を入れ、高い位置からカップに注いで飲むという独特のスタイル。
現地のレストランやカフェでは定番のドリンクだといいます。

 

 

 

●インドの紅茶文化や紅茶の楽しみ方

 

紅茶の生産量ランキングで1位を誇るインドでは、19世紀から紅茶の栽培が始まりました。
インドには、アッサム・ダージリン・ニルギリという三大紅茶があることで知られていますね。

 

1823年、イギリスの冒険家・ブルース兄弟がインド北東部のアッサムで自生するチャノキを発見したのが歴史の始まりです。

1841年、ダージリン地区の長官・キャンベル博士が、中国から持ち帰った茶の種を試験的に栽培したのがダージリンティーの始まり。
ニルギリでは、1950年代以降に紅茶栽培が始められたといいます。

 

インドでの紅茶の楽しみ方は、茶葉を煮出してミルクや砂糖、スパイスを加える「マサラチャイ」が主流です。
カルダモンやシナモン、グローブなど個性的なスパイスを入れたマサラチャイは、冬に飲むと体がポカポカと温まります。

今年もまた、インド流のチャイを楽しみたいなと思います!

世界の紅茶文化を比べてみると、非常に奥が深くて面白いです。
1年に1度の紅茶の日に、皆さんもいろいろな紅茶の楽しみ方を体験してみてくださいね!

【hpuri】

 

 

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