11月26日は「いい風呂の日」。ルイボスティー湯を自宅でいかがですか?

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2025年11月9日
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皆さん、こんにちは。ライターのhpuriです(^∇^)
冷えが気になるこの季節は、全身浴をしてしっかり体を温めたいですね。

11月26日は「いい風呂の日」。日本浴用剤工業会により、入浴剤の効用をPR・普及する目的で制定された記念日です。

この記念日には、毎年銭湯や温泉施設などが独自のイベントを開催しています。
東京都内で行われる“ルイボスティー湯(ルイボスティー風呂)”などが一例です。

ルイボスティー湯は肌にさまざまな効果が期待できるので、私もおすすめの入浴方法です。

今回は、お風呂の歴史とルイボスティー湯の効果効能をご紹介していきます!

 

 

●11月26日がいい風呂の日になった由来とお風呂の歴史

 

いい風呂の日が11月26日の日付になったのは、「い(1)い(1)ふ(2)ろ(6)」と語呂合わせがちょうどよかったことに由来しています。

さらに、本格的な冬に向けて気温が急低下することもあり、温かいお風呂に浸かり、疲れをとってもらいたいという想いも込められているんですよ。

 

日本でのお風呂の歴史は6世紀にまで遡り、仏教とともに中国から伝来したとされています。
もともとは蒸し風呂形式だったのが、江戸時代中期以降に現代の入浴スタイルに変わっていきました。

お風呂はただ単に汗や汚れを洗い落とす場所というだけでなく、心身をリラックスさせる場所でもあり、健康・美容を育む場所でもあります。

お風呂の時間にしかできない健康法や美容法もあるので、入浴の時間は老若男女問わず大切にしてもらいたいです。

参考文献:お風呂に関する豆知識|日本浴用剤工業会 https://www.jbia.org/tips01.html

 

 

●東京の銭湯で人気のルイボスティー湯にはどんな効果がある?

 

東京の銭湯で2022年に開始されたルイボスティー湯は、変わり湯イベントで人気です。
2023年の11月26日には、いい風呂の日に合わせて東京都内の全ての銭湯でルイボスティー湯が実施されました。

昨今、健康茶として需要が高まっているルイボスティー。
入浴剤として使用するとどんな効果があるのでしょうか。

 

<アレルギー症状の緩和>

ルイボスティーに含まれるフラボノイドには抗アレルギー作用があります。

アレルギー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎の症状は、アレルゲン(花粉や特定の成分)に対して「IgE抗体」が過剰につくられることが主な原因です。

ルイボスティーのフラボノイドのうち、ルテオリンはアレルゲンやIgE抗体の刺激によるサイトカインを抑制します。
サイトカインとは、細胞から分泌される、アレルギー症状を起こしやすくする情報伝達物質のことです。

また、研究により、ケルセチンというフラボノイドに喘息の発症を抑える効果もみられています。

ルイボスティー湯に浸かると、ルテオリンやケルセチンの作用により、アレルギー症状の緩和が期待できます。

参考文献:大阪大学呼吸器・免疫アレルギー・感染内科学講座「アレルギーとフラボノイド」https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcam/3/1/3_1_1/_pdf

 

<シミやしわを予防する>

ルイボスティーは抗酸化作用が非常に高いお茶です。
抗酸化作用とは、肌を老化させる活性酸素を除去する働きのことをいいます。

この働きが、シミやしわの予防に繋がります。

活性酸素は免疫防御などに必要なものですが、過剰になると体を錆びつかせるため、適度に抑制する必要があります。

活性酸素が増えすぎると、シミやしわなど肌トラブルが起こりやすくなります。
ルイボスティーには活性酸素を分解する「スーパーオキシドジムターゼ(SOD)様酵素」が含まれており、体を老化から守ってくれるんです!

体内の活性酸素が除去されると、シミやしわが防止できるだけでなく、さまざまなメリットがあります。

・動脈硬化や高血圧など生活習慣病の予防
・DNA損傷の減少と発がんリスクの低下
・脳機能や認知機能の維持
・内臓や血管の老化防止
・疲労やストレスの軽減

など、全身の機能と深い関係があるため、活性酸素対策は健康維持や美容に重要です。

参考文献:生活習慣病は活性酸素病
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ningendock/29/3/29_465/_article/-char/ja/

 

 

●いい風呂の日にルイボスティー湯でリラックスしませんか?

 

私は季節を問わず、毎日全身浴をするようにしています。
肩まで湯船につかると、体が芯から温まり、肩こりや疲労が一気に楽になります。

 

ルイボスティー湯のような植物系の入浴剤には、アロマテラピー効果(芳香療法)も期待できます。
特に、好きな香りを嗅ぐことは、脳の疲労・ストレス緩和に効果的です。
ルイボスティーの香りの効果について明確な研究結果などはありませんが、おだやかな気持ちになる良い香りなのは事実ですよね。

十分な入浴効果を得るには、夏は38℃、冬は40℃前後のお湯が良いとされています。

 

入浴する温度が高いほど交感神経が優位になり、ぬるめのお湯だと副交感神経が優位になるので、お湯の温度も注意しましょう。
「これからまだまだ活動する!」という時は42~44℃の高温、「落ち着いた気持ちになりたい…」という時は38℃以下の微温が最適です。

いつもはシャワーだけで済ませてしまうという人も多いと思いますが、湯船に浸かることでしか得られないメリットはとても大きいです。

「いい風呂の日」に、皆さんもご自宅でルイボスティー湯に浸かり、リラックスする時間をとりましょう!

【hpuri】

 

<参考商品>