
紅茶にはボツリヌス菌の抗菌作用がある!食中毒対策に活用しましょう
2025年6月21日
皆さん、こんにちは。ライターのhpuriです(^∇^)
ここ数日、6月とは思えないほど暑く、寝苦しい夜が続いています。
室内で過ごしていても熱中症になるケースはあるので、冷房をつけたり水分補給をしたりして対策しなければなりませんね。
アイスティーが美味しい季節、何か変わったアレンジ方法はないかと調査していたところ、興味深い記事を見つけました。
それは、フランス人マダム式アイスティーの作り方です。
紅茶=イギリス、インドのイメージが強いため、フランス式のアイスティーの作り方と聞き、私も作ってみたいと思いました。
今回は、フランス人マダムのアイスティーとはどのようなものか、作り方や水出しアイスティーとの味の違いなどを検証していきます。
●フランス人マダムが教える「21分アイスティー」とは?
フランス人マダム式アイスティーを作る上で、「21分」という時間が重要になります。
日本でアイスティーというと、ティーポットに茶葉を入れる、あるいはティーカップにティーバッグを入れて、水を注いで作るのが一般的です。
濃い目の紅茶が好きな方は、お湯出しした後に冷蔵庫で冷やしたり、たっぷり氷を入れたグラスに注いだりするかもしれませんね。
一方、フランス人マダム式の「21分アイスティー」は、紅茶の抽出に水や氷を一切使わず、鍋を使ってお湯出しします。
鍋で煮出すのにかける時間が「21分」なので、21分アイスティーと呼ばれています。
日本や他の国々とは異なるアイスティーの作り方が注目され、毎年暑くなる時期にSNSで話題になっているようです。
●フランス人マダム式アイスティーの作り方とポイント
フランス人マダム式の「21分アイスティー」を作るのに必要なものは、たっぷりの水と紅茶の茶葉の2つのみ。
後は、片手鍋やグラスなどがあれば特別な材料は必要ありません。
抽出された紅茶がしっかりと、まんべんなくお湯に行きわたるという理由から、鍋の使用がおすすめされています。
フランス人マダム曰く、アイスティーは一度にたくさんの量を作った方が美味しくなるとのこと。
そのため、水を2リットル程度使用して大量に作るのが基本です。
とはいえ、1~2人で飲む分を作り置きするのに2リットルは少々多いと思います。
私が実際に「21分アイスティー」を作った時は、普段より少し多めの500mlを使用しました。
紅茶の種類はお好みで良いですが、分量は水2リットルに対してティーバッグ3~4包必要です。
ティーバッグ1包の内容量は、だいたい2~4g程度。つまり、最低でも6gは必要になります。
私は、水500mlに対して、ティースプーン2杯(4g程度)の茶葉を使用しました。
それでは、作り方をご紹介しますね!
<1> 鍋に水を入れて沸騰させます。
<2> 沸騰したら火を止め、ティーバッグを入れます。
<3> 鍋にフタをして21分間蒸らしてください。
<4> フタを開けて静かにティーバッグを取り出します。
<5> 紅茶の祖熱をとり、ピッチャーやグラスに移します。
<6> 一晩冷蔵庫で冷やしたら完成です。
フランス人マダム式アイスティーを作る上でもっとも重要なポイントは、21分の蒸らし時間を取ることです。
21分という時間の根拠は、フランス人マダムが試行錯誤を重ねた結果「世界一おいしい」と感じた、という点にあります。
本場フランスでは、1分の誤差も妥協しないようなので、タイマーなどで正確に時間を計りましょう。
●フランス人マダム式アイスティーの味は美味しい?水出し紅茶との違いは?
自家製フランス人マダム式アイスティーを飲んでみたところ、「いつものアイスティーと違う!」「紅茶本来の香りや味が引き出されている」と思いました。
急激に冷やした後に白く濁ってしまう、アイスティー特有の「クリームダウン」が生じることもなく、良い仕上がりだと思います。
茶葉はアッサムを使用したので、渋みや酸味が適度に感じられたのですが、その分コクもしっかりと抽出されました。
水出しアイスティーは、紅茶の渋みや酸味が抽出されにくい反面、コクが目立ちにくいといわれています。
それに対し、フランス人マダム式アイスティーは、渋みや酸味を抑えつつ、コクを引き出すことができるのが特徴的です。
水出しアイスティーのようにさっぱりした果実感はないものの、「紅茶らしい」味が楽しめます。
アッサムはミルクとの相性がとても良い紅茶です。
試しにミルクティーにしてみたところ、アッサムの渋み・酸味とミルクの甘みが互いを引き立て合っているような味わいになりました。
本来の飲み方とは異なるかもしれませんが、個人的には「21分アイスティー」はミルクを入れて飲むのがおすすめです。
今回はアッサム茶葉でフランス人マダム式アイスティーを作りましたが、アールグレイやダージリンなど、他の紅茶でも試してみたいと思います。
皆さんもぜひ、「21分間の蒸らし時間」を頭において、アイスティーを作ってみてくださいね!
【hpuri】
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