血糖値を抑えるハーブを探そう「ハーブティー」の糖尿病への効果・効能

ハーブティーの効果・効能|精神を落ち着きをもたらすハーブもある
2018年10月13日
疲れた・・・そんなときはハーブティーで疲労回復!
2018年10月15日
ハーブティーの効果・効能|精神を落ち着きをもたらすハーブもある
2018年10月13日
疲れた・・・そんなときはハーブティーで疲労回復!
2018年10月15日

糖尿病とルイボスティー

 

世界的に見るとスリムな人が多い日本人ですが、実は昔と比較すると体重は確実に増加しています。

それに従い糖尿病のリスクを抱える人が増加し、糖尿病疑惑の患者は成人だけでも約1,000万人にまで上りました。

多くの日本人の血糖値が一定のラインを超え、年々右肩上がりに増加し、糖尿はまさに現代の国民病とも言えるほど身近なものになってなっています。

 

また、約9割もの方が食生活や運動習慣など、生活習慣の乱れによって発症するとされる2型糖尿病です。

それは血糖値を下げるホルモンであるインスリンがすい臓から分泌されにくくなっている状態、もしくはインスリンは分泌しているのに、インスリンを認識するレセプターと呼ばれるたんぱく質の動きが鈍くなったことで、インスリンを身体に取り込む機能が低下していることが原因で発症します。

 

ハーブティーの一種である「ルイボス」にはピニトールという成分が含まれており、別名「植物性インスリン様物質」と呼ばれています。

この成分を含むルイボスを飲むことで、インスリンを身体に取り込む機能を促進させ、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。

 

実際に患者がルイボスティーを長期間飲んだところ血糖値が安定したという例があり、注目が集まっています。

特に分泌されたインスリンを身体に取り込む機能が低下している方は、普段飲まれているお茶をハーブティーのルイボスに変えることで効果が期待できます。

 

また、本当に怖いところは合併症だと言われます。

糖尿病自体は直接命に関わる病気ではありませんが、進行していくことで「三大合併症」を発症する恐れがあり、その3つの病気はいずれも血糖値が高い状態が続くことによって発症してしまうものです。

普段の生活にハーブティーのルイボスを取り入れることは、糖尿の改善・予防の効果が期待できるといえます。

 

 

 

糖尿の改善・予防と、ルイボスティーの淹れ方

 

まずはじめに、糖尿の予防に一番大切なのは食事です。

毎日の食事を気を付けることで糖尿を発症するリスクを下げることが出来ます。

必要以上のカロリー摂取は避け、バランスの取れた食事をしっかり摂ることで、すい臓の能力は回復されていきます。

 

現代の日本人の食事は、昔に比べ欧米化してきていると言われています。

食事を多くとり過ぎたり脂っぽい料理を頻繁に食べてしまうと、糖分の処理が追いつかなくなってしまうのです。

この状態が長く続くとすい臓のインスリンを分泌する能力が低下してしまい、糖尿を発症してしまいます。

 

そうならないために普段から予防策として、朝・昼・晩の食事をきちんと食べ、間食はなるべくせず、油物を控え、和食中心の食生活にしましょう。

そんな昔ながらの日本人の食生活が予防策になります。

そしてそこにハーブティーのルイボスを取り入れることで、より一層の改善・予防を目指しましょう。

 

ハーブティーであるルイボスは、通常のお茶のように水出しにしたり、茶葉に沸騰したお湯を注いで数分待つだけでも美味しくできますが、その素晴らしい効能や効果を存分に発揮させるには「煮出す」ことが大切です。

おすすめの淹れ方として、まずは1リットルの水を鍋やヤカンで沸かします。

水に含まれるカルキが気になるようでしたら、抜けるまで5分ほど煮沸させましょう。

 

次に、ルイボスの茶葉10g~15gを入れます。

このとき茶葉をそのまま入れてもいいですが、ティーバッグに入れたり(最初からティーバッグに入っているものもあります)、ボール型の茶漉しに入れると茶葉が散らばらず便利です。

 

そして、20分ほど煮出します。

ヤカンでしたら蓋を開け、あまり強火にせずに煮出します。

煮出したあとは茶葉を入れたまま蓋をし、粗熱を取る意味も含め、10分以上蒸らすことでルイボスの茶葉の成分を更に抽出し、出来上がりです。

 

水の量と茶葉を増やしてまとめて作っても良いですが、その場合、保存容器に入れて冷ましたあとは必ず冷蔵庫にしまい、数日のうちに飲み切るようにしましょう。

煮出したハーブティーのルイボスはとても濃く、香り高く、そしてその素晴らしい効能・効果を含む成分がしっかりと抽出されています。

ぜひ普段のお茶や飲み物にハーブティーのルイボスを取り入れ、糖尿の改善や予防にお役立てください。