春はうつに注意!マタニティブルーズや産後うつにおすすめのハーブ5選

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2025年4月1日
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皆さん、こんにちは。ライターのhpuriです(^∇^)
春真っ盛り、家から一番近くにある桜の木が満開になり、晴れるととても気持ちの良い気候だと感じます。

 

一年の中でもっとも過ごしやすい季節ですが、実は「うつ」になりやすいのも4月だと言われているんです。

 

学生やビジネスパーソンのうつはもちろん、出産を終えた女性のマタニティブルーズや産後うつも要注意!
悪化すると専門的な治療が必要になるので、「うつかな?」と思った時に対処するのがベターです。

今回は、マタニティブルーズや産後うつにおすすめのハーブをご紹介していきます。

 

 

●マタニティブルーズと産後うつの違いは?

 

マタニティブルーズと産後うつ、どちらも耳にしたことがある人もいるかもしれませんね。
しかし、両者の違いは意外と知られていません。

マタニティブルーズは出産後、数日~2週間の時期に精神的な症状が出現する不調のことです。
不安感や落ち込み、イライラなどが起こりますが、大半は1~2週間程度で自然治癒します。

一方、産後うつはマタニティブルーズの症状が2週間以上続くなど、長期間精神的な症状が出現する精神疾患のことです。
倦怠感ややる気の低下、育児への意欲低下、不眠、食欲不振などの症状が出ることもあります。

一般的に、マタニティブルーズは病院で治療を受ける必要はありませんが、産後うつは心療内科などの受診が必要とされています。
そのため、重症化する前に、対策を行うことが推奨されています。

 

 

 

●気持ちを落ち着かせる!マタニティブルーズにおすすめのハーブ5選

 

マタニティブルーズの基本的な対処法には、十分な休息・リフレッシュ・周囲への相談・生活習慣の改善が挙げられます。
ハーブには、気持ちを落ち着かせたりリラックスさせたりする効果のあるものが多数あるので、ここではマタニティブルーズにおすすめのハーブをご紹介します。

 

<1> ラズベリーリーフ

 

産後にラズベリーリーフティーを飲むと、母乳の出がよくなったり、体力回復をサポートしたりする効果が期待できます。

ラズベリーリーフは、ビタミン類やミネラル、鉄分などを豊富に含むハーブです。
産後の女性に不足しやすい栄養を補い、貧血予防にも役立ちます。

また、ラズベリーリーフは女性ホルモンのバランスを整えるハーブで知られています。
ホルモンバランスの乱れが原因の精神症状にアプローチしてくれるため、マタニティブルーズの症状を和らげる効果が期待できるんですよ!

産後にラズベリーリーフティーを飲む場合、体調によって1日1~3杯を目安にしましょう。
ただし、卒乳後はしばらく控えた方がよいとされています。

 

<2> カモミール

産後にカモミールティーを飲むと、睡眠の質の向上や精神症状軽減に効果が期待できます。
マタニティブルーズを改善するためには、十分な睡眠、そして質の高い睡眠がとても重要です。

2012年に実施されたカモミールを用いた臨床試験(睡眠の質が悪い出産後の女性が対象)では、次のような結果が出ています。

・カモミールティーを飲んだ人と飲んでいない人を比較すると、飲んだ人の方が睡眠の質が向上した
・カモミールティーは、産後女性のうつ病や睡眠の質の問題を軽減する補助的なアプローチになる
※参考文献:https://www.carenet.com/news/general/carenet/41019

マタニティブルーズでぐっすり眠れないという方は、カモミールティーをお試しください。

 

 

<3> ローズ(薔薇)

見た目も美しく、お湯に浮かべるだけでも楽しめるのがローズの魅力です。
古代エジプトの女王・クレオパトラが愛した花として有名ですね。

ローズのハーブティーには、優雅な香りで気持ちを落ち着かせ、心をリラックスさせる効果があります。
女性ホルモンの不調を整える作用もあり、マタニティブルーズや産後うつはもちろん、月経不順やPMS(月経前症候群)、更年期障害にも効果的です。

産後のママは肌トラブルで悩むことも多いといいます。
ローズに含まれるゲラニオール・シトロネロール・リナロールは、美容をサポートする香り成分です。

保湿効果や抗炎症作用、肌のターンオーバーを促す作用などがあるため、潤い不足や肌荒れを改善し、美肌が目指せますよ!

 

<4>フェンネル

産後にフェンネルのハーブティーを飲むと、授乳中のママの母乳の分泌を促す作用が期待できます。
これにより、乳児の疝痛が緩和される効果も得られるようです。

乳管の通りがよくなり鎮痛作用がある、乳腺炎の予防になるハーブとして、クリニックのホームページなどでも紹介されています。

ただし、せり科の植物にアレルギーがある方は注意が必要です。

 

 

<5>ネトル

「西洋イラクサ」という和名を持つ「ネトル」は、血液の見張り番の異名を持つハーブです。
鉄分や葉酸など、産後の女性に不足しがちな栄養素を豊富に含んでいるため、栄養補給に最適です。

ネトルには含まれる鉄分は非ヘム鉄に分類され、通常は体内に吸収されにくいものです。
しかし、ネトルに含まれるビタミンCが鉄分の吸収を促すため、効率よく摂取できます。

貧血で脳の酸素不足が起こると、自律神経のバランスが崩れてイライラしやすくなるといいます。
マタニティブルーズを早期に治すためにも、鉄分はしっかり摂りましょう。

「出産してから気分の落ち込みがある」
「もしかしたらマタニティブルーズかも!?」

そんな時は、今回ご紹介したハーブを活用してくださいね!

【hpuri】

 

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