キャラメルは人気の香りで紅茶とも相性抜群♪歴史や香り成分が興味深い!

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皆さん、こんにちは(^∇^)
暑くなったり寒くなったりで季節を勘違いしてしまいそうな今日この頃ですが、その時どきで飲むお茶を選んでいきたいですね。

 

ワールド・ティー・フェスティバル2023も大盛況のうちに終了したようですが、お気に入りの紅茶には出会えましたか?
実際に足を運んだ人は、皆さん口をそろえて「お茶の良い香りに包まれた会場」と表現されています。

 

良い香りや好きな香りを嗅ぐと、気持ちが落ち着いたり楽しい気分になったりしますよね。
本日は、子どもからも大人からも人気が高い“キャラメル”の香りを取り上げたいと思います♪

 

キャラメルのお菓子の歴史から、香り成分まで解説していきますよ!

 

 

 

 

●キャラメルのお菓子の日本や世界の歴史が興味深い!

 

キャラメルは日本のお菓子というイメージがありますが、キャラメルの発祥地はイギリスのクレタ島です。
10世紀頃、クレタ島でアラブ人がサトウキビを栽培しており、そこからシロップや氷砂糖を作ったのがキャラメルの元祖なんだとか。

 

そして、11世紀になると、アラブ人考案のお菓子が十字軍によりヨーロッパに伝えられます。
その後、16世紀にカトリーヌ・ド・メディシスがフランスに持ち込んだといわれています。

 

日本に塩バターキャラメルを広めたのは、フランス北西部にあるブルターニュ地方の菓子職人、アンリ・ルルーとされています。
日本独自のキャラメルが誕生したのは1800年代後半のことです。

 

現代のキャラメルは「子どもでも気軽に変えるお菓子」ですが、発売当時は大変高価なものだったそうです。
子どもが食べるお菓子というよりは、大人向け、しかもタバコの代用として売られていたというから驚きです!

 

●キャラメルは甘い香りが大人気!香り成分にはどんな効果がある?

 

キャラメルの甘い香りは人気が高く、入浴剤や香水のフレーバーとしても用いられています。

キャラメル特有の匂いのもとになる香り成分は「マルトール」です。
お菓子のキャラメルは砂糖やバター、水あめ、牛乳などを溶かし、冷やして固める方法で作られます。

 

この製造過程でマルトース(麦芽糖)が生成される時に生まれるのがマルトールです。

加熱によりアミノ酸と糖が結びついて起こるメイラード反応とともに生成されることもあります。
例えば、キャラメル以外にも、焼き菓子やパン、焼き芋などが焦げる時に発生します。

 

マルトールは樹木のカツラにも含まれることから、キャラメルのような匂いがする木と例えられることもあります。
カツラの緑葉ではなく、枯れた葉や落ち葉に多く含まれるというのも興味深いですね。

 

マルトールに関するさまざまな研究で、抗酸化作用が期待できることが明らかになっています。
甘い香りで幸せ気分を味わえて、しかも健康維持に繋がるとは一石二鳥ですね!

 

 

 

 

●キャラメルの香りはカフェにおすすめ♪集客に役立てられる!

 

キャラメルの香りはリラックス効果や気分を明るくさせる効果が期待できます。
キャラメルポップコーンやプリンなどおいしいお菓子を連想させることから、食欲をそそる匂いともいえます。

 

そのため、スイーツやドリンクを提供するカフェなどにおすすめの香りです。
お店に入ったお客さんが、キャラメルの香りを嗅いだら、きっと甘いスイーツを注文したくなるはず!

 

最近では、香りマーケティングという言葉もありますが、皆さんはご存知ですか?

人間の五感には視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の5種類がありますが、このうち嗅覚だけが感情や記憶にかかわる大脳辺縁系に直接伝わります。
例えば、キャラメルの香りを嗅ぐと、子どもの頃に食べたお菓子の記憶がよみがえって懐かしく感じる、テーマパークで遊んだ楽しい感情を思い出す、といったことが挙げられます。

 

香りの効果を活用して、お客さんの購買意欲を高めたり、お店や商品への印象を良くしたりするのが香りマーケティングです。
人や物の印象は視覚だけで決まるというわけではないんですね。
キャラメル以外に、ハーブやフルーツの香りもぜひ活用してみてください。

 

 

 

※アールグレイクリームティー

 

 

今では当たり前のように購入できるキャラメルですが、実は意外な歴史を持つお菓子だということが分かりました。

TeaTotalでは、紅茶にキャラメル・バニラの香りがブレンドされたアールグレイティーを販売しております。
ベルガモットの爽やかな香りとキャラメルフレーバーの相性が抜群で、男女問わず人気の高い紅茶です。

 

クッキーやスコーンなど焼き菓子とのペアリングはぜひお試しいただきたいところ。
お菓子のコクを際立たせ、かつ後味をさっぱりさせてくれますよ♪

 

また、ベルガモットの香りにはリラックス作用や緊張を和らげる作用があります。
気持ちが高ぶっている時やイライラしている時などにおすすめです。

 

「癒されたい」「疲れを取りたい」という人は、ミルクティーにしてホットで飲むのが良いでしょう。
暑い時期はストレートティーで冷やして飲むと、おいしくクールダウンできますよ。

 

【hpuri】