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皆さん、こんにちは(^∇^)
前回は、ペパーミントティーに含まれる成分や効果、飲んでみた感想をご紹介しました。
残暑が厳しい今の時期は、ペパーミントの香りを嗅ぐだけでも涼しくなれそうですね。
ペパーミントはハーブティーやアロマで使用されていますが、ケーキやゼリーなど洋菓子の飾りにもよく用いられています。
緑色がアクセントになり、デザートの見た目もおしゃれに見えますよね♪
9月29日は洋菓子の日です。ミントの葉がちょこんと乗ったイチゴのケーキやタルトは、見ているだけでも楽しい気持ちになります。
洋菓子と一緒にいただく飲み物といえば、紅茶。
今回は、洋菓子の日にちなみ、洋菓子の歴史や相性の良い紅茶についてご紹介します！
●洋菓子の日が9月29日なのはなぜ？
洋菓子の日は、三重県伊勢市に拠点を置く三重県洋菓子協会が2002（平成14）年に制定しました。
一見、日付との関連性はないように思えますが、なぜ9月29日が洋菓子の日なのでしょうか。
フランスではサン・ミシェル（大天使ミカエル）が菓子職人の守護聖人とされており、その祝日が9月29日であるため、この日が洋菓子の日になりました。
普段はあまり洋菓子を食べないという人も、洋菓子より和菓子派だという人も、9月29日は紅茶と一緒においしい洋菓子を楽しんでみてはいかがでしょうか(^∇^)
●洋菓子の発祥地や日本に渡来した歴史について
洋菓子の発祥は古代エジプトにまで遡ります。
当時、小麦粉を使ったパンが作られるようになり、パンを作る過程で果実やミルクなどを混ぜるようになり、お菓子が作られるようになったと言われています。
また、紀元前1200年頃のラムセス3世の墓には、「ウテント」という渦巻き形の揚げ菓子と製パン施設と思われる壁画が描かれていたともいわれ、洋菓子の歴史は思った以上に古いことが分かります。
洋菓子が日本に初めて渡来したのは、16世紀の室町時代のことでした。
1543年にポルトガル船が種子島に漂着したのをきっかけに、鉄砲とともにパンが伝えられました。
その6年後に、キリスト教宣教師であるフランシスコ・ザビエルが日本に上陸し、洋酒と共にカステラやビスケット、金平糖、ボーロなどのお菓子が持ち込まれるようになります。
当時は、洋菓子ではなく「南蛮菓子」と呼ばれていました。
現在のような洋菓子（ケーキやチョコレート、キャンディなど）がヨーロッパから輸入されるようになったのは、明治時代以降のことです。
●洋菓子と紅茶の相性を表す「ペアリング」や「マリアージュ」
洋菓子といってもさまざまな種類がありますが、甘さや食感によって紅茶との相性があります。
洋菓子と紅茶の相性が良いことを、食べ物の良い組み合わせを意味する「ペアリング」と呼びます。
また、最近ではお互いを引き立たせ、新たな味わいを生み出す食べ物の組み合わせとして「マリアージュ」という言葉が用いられることもあります。
マリアージュはフランス語で「結婚」や「組み合わせ」を意味する言葉で、ワインと料理の組み合わせでよく用いられます。
ワインの世界では、ペアリングは「組み合わせ」を、マリアージュは「おいしい組み合わせ」を表します。
洋菓子と紅茶においては、2つの言葉の使い分けに明確な定義はありませんが、ワイン用語のように使い分けてみるのも良いかと思います。
※スタンダードダージリンティー
●洋菓子と紅茶のペアリングを考えてみました！
紅茶の香りや味を楽しみたい場合は、味が濃すぎる・甘みが強すぎるお菓子は向いていないため、クッキーやビスケット、クラッカーなどさっぱりとしたお菓子を選ぶのがおすすめです♪
これらのお菓子はシンプルな味で水分が少ないため、アッサムやアールグレイのミルクティーとの相性が良いと思います。
紅茶に合う洋菓子といえば、ニュージーランドのクッキータイムが思い浮かびます。
甘さが際立つお菓子ですので、クッキーの味を優先するのであれば、ダージリンのストレートティーがおすすめです(^∇^)
ドイツ発祥の焼き菓子パン・プレッツェルも紅茶との相性抜群です。
塩味のスナック菓子タイプのプレッツェルをTeaTotalのアールグレイパリスティーと一緒にいただいたところ、お互いの味を引き立たせる組み合わせだと感じました。
甘すぎるお菓子が苦手な方は、ストレートティーでちょうど良いと思います。
が、もう少し甘みが欲しいという方は、砂糖を入れたミルクティーと組み合わせると、さらに濃厚な味わいになるでしょう！
また、苺のショートケーキのように生クリームを使った洋菓子は、アッサムやダージリンのストレートティーが合います。
チョコレートを使った洋菓子は、アールグレイとのペアリングがおすすめです。
アールグレイ特有の柑橘系の香りや程よい苦みが、チョコレートの甘みと調和します。
皆さんもぜひ、ご自身のベストペアリング・ベストマリアージュを探してみてくださいね(^∇^)
【hpuri】
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