不眠の人にオススメ!就寝前にペパーミントのハーブティーでリラックス
2018年5月29日東京カフェ喫茶ショー2018に出展します
2018年6月4日乗り物酔いにはペパーミントでリフレッシュ
ペパーミントは歴史が深く、古代ローマやギリシャで使用され、1700年後半頃にイギリスで大量に栽培されるようになりました。
現在では、ガムやキャンディー、エチケット商品など多くのものに使われています。
その爽やかな香りが特徴的で、ハーブティーとして愛飲される方も多いです。
ハーブの中でも身近に存在するペパーミント。
鎮静作用や咳、不眠の症状の緩和など様々な効能があると言われており、実は乗り物酔いの予防対策としても重宝できます。
ペパーミントの成分には胃のけいれんを抑制し、爽やかな香りには気分をリフレッシュさせてくれる効果があるためです。
乗り物に酔いやすい人は、乗る前にハーブティーにして飲むことで症状の緩和が期待できます。
ただし、一度に大量に飲むと逆に気持ち悪くなってしまいますので、水筒などに入れてこまめにとるのがおすすめです。
ハーブティーの作り方は、ティーポットにペパーミントをティースプーン1杯分を入れ、150〜180cc程度のお湯を注いで3分ほど蒸らします。
成分を十分に抽出するためには沸騰したお湯を使用するのがポイントです。
香りが強すぎたり、味が薄かったりする場合には、ペパーミントの量や、蒸らし時間を調整することで自分好みにできます。
吐き気を催してしまった場合にも、ペパーミントの香りを嗅ぐことで、リラックス効果によって吐き気の抑制作用が期待できます。
吐き気がある場合は、飲み物を口にすることも難しく、かえって逆効果です。
乗り物酔いしやすい人は、フランス語でサシェと呼ばれる乾燥したハーブを小袋に入れたものを携帯しておくと安心です。
ペパーミントには効能が期待できる分、刺激が強いため、ペパーミント単体でのハーブティーは3歳未満の小さなお子さんは控えた方が良いでしょう。
また、出産後の女性には母乳が出にくくなると言われています。
くれぐれも大量の飲み過ぎにはご注意ください。
ペパーミントは天然の胃腸薬?
ペパーミントに含まれる成分には、胆汁の分泌を促進し、消化を助ける働きがあります。
食べ過ぎや飲み過ぎによる吐き気や食欲不振、胃けいれんなどの症状を改善し、胃腸の調子を整える、まさに「天然の胃腸薬」のような存在です。
飲むタイミングは、食前から食後にかけて飲用することが推奨されています。
また、消化促進されることで、便秘解消や宿便対策としても効果があると言われています。
胃の不快感からくる吐き気は、ストレスから引き起こされることがありますので、心身をリラックスさせることで改善できるかもしれません。
ペパーミントに含まれる香りの成分は鼻から体内に入り、緊張や不安、イライラなど高ぶった神経をしずめる鎮静作用があると言われています。
緊張化で引き起こされる胃痛や吐き気に悩まされている方は、一度ペパーミントを使ったハーブティーを試してみてはいかがでしょうか。
もちろん症状がひどい場合には医師の診断を受けることをおすすめします。
なかには体質や体調、また飲む量によって下痢や腹痛を引き起こす方もいます。
慢性的な症状を抱えている方は、症状を悪化させてしまう可能性もありますので、かかりつけの医師に相談し十分ご注意ください。
ペパーミントの効能は古くから知られ、親しまれているものではありますが、薬ではありません。
身体への負担も少なく、手軽に取り入れられるのは天然ならではの魅力ですので、その点を理解したうえで活用しましょう。
ペパーミントの効能は、ハーブティーだけでなく、アロマオイルやエッセンシャルオイルとしても人気を集めています。
香りの成分だけでも、リラックス効果が期待できますので、体内に摂取することに抵抗がある方は香りだけでも楽しんでみてはいかがでしょうか。
乗り物酔い対策と同じように、乾燥したハーブを小袋に入れて携帯することもおすすめです。
ペパーミントをブレンドしたハーブティー