
紅茶ポプリ・ハーブポプリを作ってみた!お気に入りになったレシピを大公開!
2025年8月17日
皆さん、こんにちは。ライターのhpuriです(^∇^)
暑い時期はミントのような清涼感のあるハーブティーを飲みたくなりますよね。
皆さんは、ハーブの原産国についてどれくらいご存じでしょうか。
ハーブの原産地は世界に分布していますが、地域によって育ちやすい種類が異なります。
例えばミントは、日本ではハッカとして栽培されていますが、その多くがヨーロッパ・地中海原産です。
地中海はさまざまなハーブの原産地として知られており、ミント以外にも私たちの身近な植物・花が育てられています。
今回は、地中海原産のハーブについて、種類や特徴、使われている料理などをご紹介していきます。
●ハーブが好む地中海性気候と地中海原産のハーブの特徴
地中海沿岸の国に代表される「地中海性気候」は、年間を通して温暖で快適な気温が特徴的です。
夏は極端に暑くなることはなく乾燥しており、冬も厳しく冷え込むことのない温暖な気候です。
夏は雨が少なく、冬は雨が多いのも地中海性気候の特徴で、温帯冬雨気候とも呼ばれます。
代表的な地中海性気候の国は、イタリア・フランス・スペイン・ポルトガルなどです。
その他、アフリカ北部やアメリカ、オーストラリアの一部、中央アジア(ウズベキスタン)なども該当します。
アメリカはシアトルやサンフランシスコが地中海性気候ですが、ニューヨークは温暖湿潤気候です。
同じ国でも地域によって気候が異なる場合もあります。
地中海原産のハーブは、日当たりがよく水はけのよい環境を好みます。
そのため、日の当たらない湿度が高い環境は栽培に向いていません。
地中海性気候の特徴である、温暖な気候で育ち、乾燥に強いハーブが多いです。
香りが良いため、料理やアロマに使用されるのも共通点といえます。
※参考文献:weblio辞書
https://www.weblio.jp/content/%E5%9C%B0%E4%B8%AD%E6%B5%B7%E6%80%A7%E6%B0%97%E5%80%99
●地中海原産のハーブを11種類まとめて紹介!特徴や味・料理もチェック
ここからは、地中海原産のハーブを一挙にご紹介していきます。
それぞれの特徴や味、使用される料理もチェックしていきましょう!
①ミント
地中海原産のミントには、スペアミントやペパーミント、アップルミント、コルシカミントなどがあります。
種類によって香りや風味が異なり、清涼感が強く、お菓子やガムに用いられているのはペパーミントです。
サラダや肉料理に使用されており、ラムやマトンなどの羊肉料理の臭み消しにも用いられています。
②ラベンダー
リラックス効果の高い香りと紫色の花が特徴的なハーブです。
ポプリや精油に用いられるほか、アイスクリームやケーキ、クッキーなどの香りづけに使用されます。
③ローズマリー
シソ科の常緑低木で、葉に甘く爽やかな香りがあります。
古代ギリシャでは記憶や思い出の象徴とされており、集中力や記憶力を高めることで知られています。
肉料理や魚料理の臭い消しに使われるほか、パンやお菓子づくりでも親しまれています。
④タイム
シソ科の植物で、薬草っぽい気品のある香りが特徴的です。
風邪や気管支炎、喘息などによる咳や痰を鎮める作用があり、ハーブティーでおなじみです。
「魚のハーブ」とも呼ばれており、クラムチャウダーやシーフードチャウダー、魚の煮込み料理、ムニエルなどに用いられます。
⑤マロウブルー
日本名を「ウスベニアオイ」と呼ぶアオイ科の多年草で、紫色の花が綺麗なハーブです。
ハーブティーにすると通常は鮮やかなブルー色ですが、レモン汁を足すとピンク色に変わります。
葉や花は食べられるので、サラダや炒め物に使用が可能です。
⑥オレガノ
高い抗酸化力を持つハーブで知られている、地中海原産シソ科のハーブです。
特にイタリア料理で用いられることが多く、トマトやチーズとの相性が良いため、ピザやパスタ、野菜スープなどの料理で幅広く活用されます。
⑦パセリ
古代エジプトやギリシャで食用や薬草に用いられてきた長い歴史を持つハーブです。
オレガノと同じく、地中海原産のハーブの中でもピザやパスタに合うため、広く知られています。
日本には江戸時代にオランダ経由で伝わったため、もともとはオランダゼリと呼ばれていました。
⑧ルッコラ
ピリッとした辛味やゴマのような風味が特徴的なハーブで、サラダやピザ、パスタなどの料理に使われています。
ビタミンC・E、カルシウム、鉄分など栄養が豊富です。
⑨フェンネル
古くから魚料理などに用いられてきたスパイスで、地中海料理の定番です。
消臭作用が高いため、肉や魚の臭み消しに使われるほか、口臭予防にも良いとされています。
葉はサラダやスープなどに、種子はピクルスやパン、お菓子などに用いられます。
⑩セージ
別名「ヤクヨウサルビア」と呼ばれるシソ科のハーブで、ヨーロッパでは昔から薬草として用いられてきました。
食用と観賞用のセージがあり、一般的に食用とされるのは「コモンセージ」です。
脂っこい料理や乳製品と併せて使用されることが多く、ソーセージやシチューなど幅広く活用できます。
⑪カモミール
地中海沿岸原産のキク科のハーブで、リラックス効果が高いことで知られます。
可愛らしい白い花を咲かせ、甘いリンゴのような香りが特徴的です。
日本ではハーブティーで使用されることが多いですが、パンやお菓子づくりにも使えます。
以上は一例で、他にも地中海原産のハーブはたくさんあります。
地中海の美しい海や綺麗な街並みを思い浮かべながら、おいしいハーブティーや料理を楽しみましょう!
【hpuri】
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